神奈川県内から成田空港まで行くもう一つの選択肢 [交通]
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大宮~成田空港 最速67分をアピールする「国内旅行も成田から!」 埼玉新都心で京成電鉄、成田空港、ジェットスター、Spring Japan、バニラエア合同イベント - トラベル Watch
JRさいたま新都心駅と直結したショッピングモール「コクーンシティ」内で、京成スカイライナーを使うと、成田空港も近いよー!というキャンペーンをやったそうだ。
確かに、埼玉県方面だと、羽田と成田では意外に時間的な差は少ないのかもしれませんね。
一方で、神奈川方面から行くなら、当然成田より羽田の方が近いでしょう。
ただ、特に海外出張などの場合、航空運賃が安いので成田空港を利用することも多いのですが、神奈川県方面から成田空港への鉄道アクセスというと、成田エクスプレス一択という印象があり、会社の出張で海外に行くときは、大抵、成田エクスプレスに乗ります。
ただ、この成田エクスプレス、元々座席が少ないので、なかなか予約が取れなかったのが、最近さらに酷くなっています。
成田アクセスに風穴開けた「格安バス」の実力 | 特急・観光列車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
何故かと思ったら、こちらの記事によれば、JR全線乗り放題チケット「ジャパン・レール・パス」を購入した海外旅行客が乗るケースが急増しているためだそうで、道理で車内で外国人をよく見る訳です。
さて、鉄道で成田まで行く手段としては、もう一つ、京成電鉄を利用する手があるのは知っていましたが、神奈川県方面から利用する場合、乗り継ぎが多く、成田エクスプレスに比べて時間も掛かるという印象が強く、あまりまともに検討したことがなありませんでした。
ただ、よく考えたら、2015年4月から上野東京ラインが開通し、神奈川方面から東海道線に乗って、上野まで直通で行けるようになり、多少状況に変化があるのではないかと思い立ち、改めて詳しく調べてみました。
なお、下記の所要時間は、経路検索サイトで、ある時刻で検索した例なので、実際には、所要時間には多少の揺れがあることを了解の上で見てください。
まず、成田エクスプレスで、横浜から成田空港まで行く経路を検索したところ、所要時間は1時間38分で、料金は指定席特急券込みで 4,294円でした。相変わらず高いですが、乗り継ぎなしで成田まで行けるのは、早朝や夜の眠い時間帯だとやっぱり便利です。
一方、上野東京ライン開通後の、京成を利用した経路を調べてみたら、これも悪くないことが分かりました。
例えば、横浜から東海道線で上野まで直通で行き、そこで京成上野から成田スカイアクセス特急に乗り換えて成田空港に行くと、乗り換えが1回必要ですが、料金は1,785円と、成田エクスプレスの半額以下になります。
それでいて、時間は1時間47分(乗り継ぎ、待ち時間含む)だから、成田エクスプレスに比べて9分増えるだけ。
同時刻で、横浜から東海道線で上野まで直通で行き、上野から日暮里まで山手線、日暮里から成田スカイアクセス特急に乗り換えて成田空港に行くルートもあり得て、これだと2回乗継になるますが、料金は1,785円で変わりません。
時間も、2回乗継の割に1時間47分(乗り継ぎ、待ち時間含む)と、京成上野乗換と変わりませんでしたので、乗り継ぎ次第ではこちらの方が早いケースもあるかもしれません。
さらには、同時刻で、横浜から東海道線で東京まで行き、東京から総武線快速で船橋で降り、京成船橋に乗り継いで、京成本線快速特急で成田空港まで行けば、2回の乗り継ぎが必要ですが、京成の特急料金が要らないこともあり、たった1,655円。
時間も、1時間49分(乗り継ぎ、待ち時間含む)と、意外にも、成田スカイアクセスを利用するのと2分しか違いません。
ただし、京成本線の快速特急は、普通の通勤電車なので、旅行用の大きなバッグを置く専用スペースもないし、座席もクロスシート(横座席)ではなくロングシートで、座り心地はよくないことは、覚悟する必要があります。
このように、京成電鉄を利用するルートは、乗り継ぎは最低1回必要なので、成田エクスプレスのように空港までひと眠りという訳にはいきませんが、料金と所要時間のバランスを考えると、神奈川県方面から成田空港に行くのに決して悪い手段ではない気がしてきます。
特に、東海道線で上野まで行き、京成上野から成田スカイアクセスに乗るルートが、料金も安いし、時間もそこそこ早く、乗り継ぎも1回で済み、京成上野から始発で乗れるので、コストパフォーマンスは高い気がします。
もちろん、以前紹介した東京駅発の格安バスを使えば、さらに安くで済むのは確かですが、特に往路は、鉄道以上に、交通渋滞や事故で遅延する危険性もあるバスを利用するのは怖いので、200円程度の差なら成田スカイアクセスアクセスの方がいいかな。
自費の個人旅行だったら、今後、京成電鉄を利用してみようかな、と思っています。
関連記事:
低価格な成田空港への交通手段が充実:東京おじさんぽ:So-netブログ
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確かに、埼玉県方面だと、羽田と成田では意外に時間的な差は少ないのかもしれませんね。
一方で、神奈川方面から行くなら、当然成田より羽田の方が近いでしょう。
ただ、特に海外出張などの場合、航空運賃が安いので成田空港を利用することも多いのですが、神奈川県方面から成田空港への鉄道アクセスというと、成田エクスプレス一択という印象があり、会社の出張で海外に行くときは、大抵、成田エクスプレスに乗ります。
ただ、この成田エクスプレス、元々座席が少ないので、なかなか予約が取れなかったのが、最近さらに酷くなっています。
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何故かと思ったら、こちらの記事によれば、JR全線乗り放題チケット「ジャパン・レール・パス」を購入した海外旅行客が乗るケースが急増しているためだそうで、道理で車内で外国人をよく見る訳です。
さて、鉄道で成田まで行く手段としては、もう一つ、京成電鉄を利用する手があるのは知っていましたが、神奈川県方面から利用する場合、乗り継ぎが多く、成田エクスプレスに比べて時間も掛かるという印象が強く、あまりまともに検討したことがなありませんでした。
ただ、よく考えたら、2015年4月から上野東京ラインが開通し、神奈川方面から東海道線に乗って、上野まで直通で行けるようになり、多少状況に変化があるのではないかと思い立ち、改めて詳しく調べてみました。
なお、下記の所要時間は、経路検索サイトで、ある時刻で検索した例なので、実際には、所要時間には多少の揺れがあることを了解の上で見てください。
まず、成田エクスプレスで、横浜から成田空港まで行く経路を検索したところ、所要時間は1時間38分で、料金は指定席特急券込みで 4,294円でした。相変わらず高いですが、乗り継ぎなしで成田まで行けるのは、早朝や夜の眠い時間帯だとやっぱり便利です。
一方、上野東京ライン開通後の、京成を利用した経路を調べてみたら、これも悪くないことが分かりました。
例えば、横浜から東海道線で上野まで直通で行き、そこで京成上野から成田スカイアクセス特急に乗り換えて成田空港に行くと、乗り換えが1回必要ですが、料金は1,785円と、成田エクスプレスの半額以下になります。
それでいて、時間は1時間47分(乗り継ぎ、待ち時間含む)だから、成田エクスプレスに比べて9分増えるだけ。
同時刻で、横浜から東海道線で上野まで直通で行き、上野から日暮里まで山手線、日暮里から成田スカイアクセス特急に乗り換えて成田空港に行くルートもあり得て、これだと2回乗継になるますが、料金は1,785円で変わりません。
時間も、2回乗継の割に1時間47分(乗り継ぎ、待ち時間含む)と、京成上野乗換と変わりませんでしたので、乗り継ぎ次第ではこちらの方が早いケースもあるかもしれません。
さらには、同時刻で、横浜から東海道線で東京まで行き、東京から総武線快速で船橋で降り、京成船橋に乗り継いで、京成本線快速特急で成田空港まで行けば、2回の乗り継ぎが必要ですが、京成の特急料金が要らないこともあり、たった1,655円。
時間も、1時間49分(乗り継ぎ、待ち時間含む)と、意外にも、成田スカイアクセスを利用するのと2分しか違いません。
ただし、京成本線の快速特急は、普通の通勤電車なので、旅行用の大きなバッグを置く専用スペースもないし、座席もクロスシート(横座席)ではなくロングシートで、座り心地はよくないことは、覚悟する必要があります。
このように、京成電鉄を利用するルートは、乗り継ぎは最低1回必要なので、成田エクスプレスのように空港までひと眠りという訳にはいきませんが、料金と所要時間のバランスを考えると、神奈川県方面から成田空港に行くのに決して悪い手段ではない気がしてきます。
特に、東海道線で上野まで行き、京成上野から成田スカイアクセスに乗るルートが、料金も安いし、時間もそこそこ早く、乗り継ぎも1回で済み、京成上野から始発で乗れるので、コストパフォーマンスは高い気がします。
もちろん、以前紹介した東京駅発の格安バスを使えば、さらに安くで済むのは確かですが、特に往路は、鉄道以上に、交通渋滞や事故で遅延する危険性もあるバスを利用するのは怖いので、200円程度の差なら成田スカイアクセスアクセスの方がいいかな。
自費の個人旅行だったら、今後、京成電鉄を利用してみようかな、と思っています。
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