品川新駅(仮称)の概要 [交通]
スポンサードリンク
30番目の山手線新駅ができる本当の理由 - エキレビ!(1/4)
以前、首都圏の鉄道の開発計画をご紹介したときにも取り上げられていた、品川駅と田町駅の間にできる品川新駅(仮称)の概要が発表されたみたいです。
山手線としては、30個目の新駅となります。
品川新駅(仮称)は、「上野東京ライン」の開通に伴い不要になった品川車両基地の大部分のスペースを活用して作る新駅で、地元住民から駅を作って欲しいというニーズがあったというよりは、その周辺の開発も含め、品川車両基地跡地を活かして、お金を生む再開発をしたいというJR東日本の目的が大きかったようです。
JR東日本、品川新駅(仮称)の概要発表。駅舎のイメージを公開 折り紙をモチーフとした大屋根を採用 - トラベル Watch
駅のデザインは、新国立競技場のデザインでも知られる建築家の隈研吾氏をデザインアーキテクトとして迎えて、行ったそうです。
確かに、いかにも隈研吾氏らしいデザインですね。
品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について - 20160903.pdf
詳しいデザインは、上記PDFファイルに記載されていますが、現代建築に和のテイストを活かすことでも知られる隈研吾氏だけに、駅のデザインは、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根、障子をイメージして膜や木といった素材を活用したものになっています。
開放的なデザインなのはもちろん、屋根には日射反射率の高い膜材を使って駅内の体感温度を下げる工夫をしており、消雪用散水機能も備えて、それを使って打水により温度を下げることもできるため、猛暑の日にも快適に過ごせるそうです。
駅のホームは1階にあり、コンコースは2階で、約1000平米の大きな吹き抜けが設けられているし、約300平米のイベントスペースも設置されています。
さらにテラスとなる3階には、駅長室などの駅施設や、店舗があり、テラスから街やホームを見下ろすことができるそうです。
ホームは島式の2面4線で、山手線、京浜東北線の両方が停車するとのこと。
駅の名称はまだ未定ですが、地元の町名を優先すれば高輪駅でしょうか。ただ、東京メトロ東西線の白金高輪駅という駅もあり、混乱や誤解を招きそう。
無難に見える「北品川」は、既に京急の別の場所に駅があるので無理。
結局、普通利用者の利便性を考えれば、泉岳寺駅のそばであり乗り継ぎ駅にもなりますから、そのまま泉岳寺駅でいい気がします。
ただ、JR東日本の都市開発主導でできる駅だけに、地元の意見無視で、もっと目新しい駅名にする可能性もありるかもしれません。
東京オリンピックの2020年春までに暫定開業したいようで、その後、2024年頃に、鉄道基地跡地を利用した駅周りの住居、ショッピングゾーンなども整備して街開きしたうえで、駅も本開業となるようです。
現在、泉岳寺駅付近というと、駅自体が地下駅なので、地上は全く駅前感がない静かな場所ですが、2024年には随分にぎやかな駅前に生まれ変わることでしょう。
個人的には、この新駅ができると、都心に行った帰りに、山手線を新駅で降りて、泉岳寺駅から京急特急に始発で座って乗って帰ることが出来るようになりますので、その点では便利かなと思いますが、まあその程度の思いしかありません。
関連記事:
首都圏鉄道24路線構想をおさらい:東京おじさんぽ:So-netブログ
スポンサードリンク
30番目の山手線新駅ができる本当の理由 - エキレビ!(1/4)
以前、首都圏の鉄道の開発計画をご紹介したときにも取り上げられていた、品川駅と田町駅の間にできる品川新駅(仮称)の概要が発表されたみたいです。
山手線としては、30個目の新駅となります。
品川新駅(仮称)は、「上野東京ライン」の開通に伴い不要になった品川車両基地の大部分のスペースを活用して作る新駅で、地元住民から駅を作って欲しいというニーズがあったというよりは、その周辺の開発も含め、品川車両基地跡地を活かして、お金を生む再開発をしたいというJR東日本の目的が大きかったようです。
JR東日本、品川新駅(仮称)の概要発表。駅舎のイメージを公開 折り紙をモチーフとした大屋根を採用 - トラベル Watch
駅のデザインは、新国立競技場のデザインでも知られる建築家の隈研吾氏をデザインアーキテクトとして迎えて、行ったそうです。
確かに、いかにも隈研吾氏らしいデザインですね。
品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について - 20160903.pdf
詳しいデザインは、上記PDFファイルに記載されていますが、現代建築に和のテイストを活かすことでも知られる隈研吾氏だけに、駅のデザインは、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根、障子をイメージして膜や木といった素材を活用したものになっています。
開放的なデザインなのはもちろん、屋根には日射反射率の高い膜材を使って駅内の体感温度を下げる工夫をしており、消雪用散水機能も備えて、それを使って打水により温度を下げることもできるため、猛暑の日にも快適に過ごせるそうです。
駅のホームは1階にあり、コンコースは2階で、約1000平米の大きな吹き抜けが設けられているし、約300平米のイベントスペースも設置されています。
さらにテラスとなる3階には、駅長室などの駅施設や、店舗があり、テラスから街やホームを見下ろすことができるそうです。
ホームは島式の2面4線で、山手線、京浜東北線の両方が停車するとのこと。
駅の名称はまだ未定ですが、地元の町名を優先すれば高輪駅でしょうか。ただ、東京メトロ東西線の白金高輪駅という駅もあり、混乱や誤解を招きそう。
無難に見える「北品川」は、既に京急の別の場所に駅があるので無理。
結局、普通利用者の利便性を考えれば、泉岳寺駅のそばであり乗り継ぎ駅にもなりますから、そのまま泉岳寺駅でいい気がします。
ただ、JR東日本の都市開発主導でできる駅だけに、地元の意見無視で、もっと目新しい駅名にする可能性もありるかもしれません。
東京オリンピックの2020年春までに暫定開業したいようで、その後、2024年頃に、鉄道基地跡地を利用した駅周りの住居、ショッピングゾーンなども整備して街開きしたうえで、駅も本開業となるようです。
現在、泉岳寺駅付近というと、駅自体が地下駅なので、地上は全く駅前感がない静かな場所ですが、2024年には随分にぎやかな駅前に生まれ変わることでしょう。
個人的には、この新駅ができると、都心に行った帰りに、山手線を新駅で降りて、泉岳寺駅から京急特急に始発で座って乗って帰ることが出来るようになりますので、その点では便利かなと思いますが、まあその程度の思いしかありません。
関連記事:
首都圏鉄道24路線構想をおさらい:東京おじさんぽ:So-netブログ
山手線に新駅ができる本当の理由 [ 市川宏雄 ] |
スポンサードリンク
コメント 0