SSブログ

2019年の世界遺産候補は「百舌鳥・古市古墳群」 [観光行政]

スポンサードリンク



「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を世界遺産に | トップページ

今年、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が、世界遺産に決定したニュースが話題を呼んだが、日本からは、毎年1件ずつ候補を出しており、

「長崎の教会群」推薦決定 文化審、18年世界遺産候補  :日本経済新聞

次は、2018年の登録を目指し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)が、既に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審議入りしています。

NintokuTomb.jpg

【世界遺産候補】仁徳天皇陵など大阪南部の古墳群を選定 31年夏の登録目指す(1/2ページ) - 産経ニュース

そして、その次の、2019年登録を目指す日本の候補として、文化審議会が、「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(大阪府)を選んだことが発表されました。

国内最大の前方後円墳・仁徳天皇陵古墳(大山古墳)などを含み、大阪南部の堺、藤井寺、羽曳野の3市に残る大小の古墳49基で構成されていて、堺市は、クフ王ピラミッド及び秦の始皇帝墓陵に並ぶ「世界三大墳墓」と称しているそうだ(あくまで自称)。

仁徳天皇陵はピラミッドより大きな世界最大のお墓だった

ただ、面積的に言えば、クフ王ピラミッドを上回る世界最大の墓であるのは確からしく、その意味でも、世界遺産に登録する意味はありそうです。

政府は、ユネスコに、来年2月1日までに正式な推薦書を提出し、2019年夏のユネスコ世界遺産委員会で審議され、登録するかが決まるらしい。
登録されれば、大阪府では初の世界遺産となるようです。

ただ、宗像・沖ノ島も、最初は一部しか認められなかったように、「百舌鳥(もず)・古市古墳群」も多数の古墳を含んでおり、それらが素直にすべて世界遺産登録されるかどうかは、微妙でしょうね。

日本からの世界文化遺産の推薦は、毎年1件に限られていて、今回、他にも「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田の4道県)と「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)の2件が審議され、落選しています。

次は、おそらく「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)だろうと言われており、江戸時代には世界最大の金山で、その金が、その後の世界での貿易に大きな影響を与えたことも含め、ストーリーを整理すれば、登録できる可能性は高い気がするな。

一方、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、全国に縄文遺跡跡が発見際れている状況で、なぜ「北海道・北東北」のエリアだけが世界遺産になりうるのか、説得力がなく、まず日本国内を説得するのが難しいように見えますね。

関連記事:
「沖ノ島」の8つの構成資産が世界文化遺産に登録:東京おじさんぽ:So-netブログ



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TBS世界遺産ベスト101 (JTBのmook)
価格:1512円(税込、送料無料) (2017/5/19時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

世界遺産 キッズペディア [ 池内紀 ]
価格:3888円(税込、送料無料) (2017/5/19時点)




スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。