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横田空域の一部を、旅客機が通ることが可能になるらしい [交通]

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羽田新ルート、日本が管制…五輪へ増便可能に(読売新聞)-ただし特例扱い。空域の返還交渉は「行っていない」 JAXVN

これはちょっと前のニュースだが、見落としていた、思ったより大きなニュースに言及したい。

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知らなきゃよかった…日本の空は「実はアメリカのもの」だった(矢部 宏治) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

【横田空域】羽田空港の新飛行ルート、アメリカが拒否!米国「日本の上空通過も管制も認めない」 | 情報速報ドットコム

羽田空港や、成田空港を離発着する航空機は、本来、もっと短時間で離発着できるのに、米軍が管轄する関東の西半分を覆うように設定された「横田空域」というエリアが、日米地位協定に基づき、日本側で使えないがために、相当ややこしい遠回り航路を通らざるを得ず、そのことが、羽田空港や、成田空港の増便ができない一因となっていることは、以前から知られていた。

石原都知事の政策

そのことを、石原元都知事も昔から批判していて、横田基地を日本に返還させるべきだと、声高に叫んでいたのはそのせいでもある。人間的には大嫌いな石原氏だが、私もこのことに関しては、完全に賛同していた。

米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に│NEWSポストセブン

これまでも、この「横田空域」を日本に返却して欲しいという交渉は行われてきたが、なかなか米軍は首を縦に振らなかったのだが、

羽田新ルート、日本が管制…五輪へ増便可能に(読売新聞)-ただし特例扱い。空域の返還交渉は「行っていない」 JAXVN

2018年11月4日の報道によれば、米軍横田基地が管制権を持つ横田空域について、空域を通る一部旅客機の管制を、日本側が行うことで合意する見通しとなったという。

2020年東京五輪・パラリンピックまでの実現を目指すという。

このニュース自体は長年進まなかった「横田空域」の返還に直接結びつくものではないが、オリンピックを契機に「横田空域」に、一部だが民間航空機が通るのを実現するということは、安倍政権の成果として、もっと評価されていいことだと思う(面白いことに、ネトウヨと呼ばれるような人たちは、こういうまともな成果ほとんど取り上げない)。

もし、「横田空域」が完全に返還されると、羽田-伊丹空港が30分に短縮されるというから、これは大きい。
日本の国防上も、米国の国防上も、現在横田基地のある東京都内に空軍基地が存在する意義は、あまりないと言われている。
日米地位協定に基づく、米軍の既得権域の維持だけが目的となっているのなら、米軍撤退に積極的なトランプが大統領の今こそ、積極的な交渉を進め、「横田空域」を完全返還を目指して欲しいものだ。

関連記事:
成田空港の拡張は第3滑走路新設で決まり:東京おじさんぽ:So-netブログ



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