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ミニ博物館による観光振興の動き [博物館・美術館]

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最近、街歩きをしていて気付くのが、ミニ博物館みたいなのが、あちこちに増えていること。

地域博物館の価値再考 ~「住民参加」から次のステップへ~・コラム - JTB総合研究所

ミニ博物館に明確な定義はありませんが、ここでは、小規模で、日本博物館協会には属さず、何かの本業の傍ら、その本業に関する展示を無料で行なっているものを、ミニ博物館と定義したいと思います。

こうしたミニ博物館を、地方自治体でも積極的に取り上げ、統一ロゴまで作って、自治体のWebサイトやチラシを作って、告知しているケースも増えてきました。

すみだ小さな博物館 墨田区公式ウェブサイト

中央区まちかど展示館 WEBサイト

新宿ミニ博物館-新宿歴史博物館

小田原市 | 街かど博物館

ざっと調べた限りでも、墨田区、中央区、新宿区、小田原市なんかが、エリア内にあるミニ博物館を公式サイトでまとめて取り上げ、観光資源としてアピールしています。

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墨田区について言えば、このようなロゴを作り、それぞれのミニ博物館の看板に掲示することで、統一的なイメージ作りを行っており、最も積極的といえるかもしれません。

私も、こうしたミニ博物館を、いくつも訪れたことがありますが、その規模や内容は本当に様々。

お金を取られてもおかしくないような本格的な博物館もあれば、本来のお店や作業場、事務所などの一部で、展示を行っているケースも多く、オープンは平日のみで、開催時間も職場の定時内、という場合も多いようです。

中には、週に1日しかオープンしない、レアキャラみたいなミニ博物館さえあります。

予約制のところも多いのですが、それは、おそらく本業の片手間で運営しているケースも多いので、突然来られても対応できる人がいないせいでしょう。入場無料だから、仕方ないところです。

また、せっかく足を運んでみたのに、残念なことに、ガラスケースの陳列棚が一つあるだけだったり、店内でもぞんざいに扱われていて、聞かないと展示の存在がわからないケースもあり、ガッカリということも少なからずあります。

仮にも博物館を名乗るのなら、最低限、お店のスペースと展示のスペースは分離し、中に入ったら物を買わないと出られない雰囲気は作るべきではないと思うのですが、中には、そうはなっていないミニ博物館もあるのです。

その一方で、非常にニッチで狭いテーマながら、他にはないモノが見られるミニ博物館がたくさんあることも事実です。

たとえば、墨田区公式ウェブサイトをざっと見るだけでも、さすが下町の職人の街だけあって、軟式野球資料室、江戸小紋博物館、羽子板資料館、江戸木目込人形博物館、漆工博物館、合金鋳物博物館、ちいさな硝子の本の博物館、乾燥木材工芸資料館、ブレーキ博物館、江戸表具博物館、錺かんざし博物館、鍼灸あん摩博物館など、ニッチながら興味をそそるタイトルの博物館が並びます。

もちろん、展示の規模や展示物の一般的な価値については、様々な意見があるとは思いますが、その分野に興味がある人間にとっては唯一無比の存在になりえるかもしれませんし、そうした人たちに接することで運営側も仕事の糧になるのなら、私は、それだけでニッチでも存在すること自体に意義があると思います。

なお、ほとんどのミニ博物館は入館無料ですので、期待し過ぎず、近所に行くついでがあれば、気軽に立ち寄るスタンスがベストだと思います。

私自身も、ミニ博物館を訪れるのは、何かメインの博物館、美術館、イベントなどを見に行ったついでが多く、メインイベントの後、時間に余裕があれば、Googleマップを見て、その周りにミニ博物館があれば行ってみる、というケースがほとんどです。
もちろん、中には残念なミニ博物館もありますが、こういうスタンスで見に行くのであれば、それでも無駄足とは思わずに済みますからね。

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