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「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)」発表 [観光行政]

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『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)』がついに発表!! | 一般社団法人アニメツーリズム協会-聖地88か所

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)」が、一般社団法人アニメツーリズム協会(会長・富野由悠季)から、昨年のリストを更新する形で発表されました。

協会としては、

東京オリンピック・パラリンピックイヤーとなる2020年『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)』を核に、日本のアニメや地域の魅力を国内外に向け積極的に情報発信を行い、作品と地域とユーザーの橋渡しを行うことで、日本のアニメの力をさらに活かした地域の活性化、インバウンド促進、さらにはコンテンツ価値のさらなる向上に貢献するようしてまいります

とのこと。

こうしたアニメ―ツーリズムは、地方の観光活性には、それほどお金もかからず有益なので、是非とも推進すべきだと思いますが、ただこの協会の進め方には、疑問も感じます。

今回の発表を見ても、「うわぁ、お年寄りの発想だな」と思わざるを得ない発表形態でした。

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)

例えば、華々しく今回「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)」が発表されたというのに、その内容はというと、こちらの名に目タイトルと、所在する市町村名だけが書かれたリストしか公開されていません。
これでは、実際に見に行きたくても、行きようがありません。
しかも、それが書かれているのが、A4サイズのPDFファイルという・・・馬鹿か!

訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版) | 一般社団法人アニメツーリズム協会-聖地88か所

昨年の「アニメ聖地88」のサイトを見ると、さすがにもうちょっと詳しい内容が、Webベースで、アニメのスチル画像付きで記載されています。
発表するなら、せめてこの程度のWebコンテンツは準備してから、発表して欲しいところです。
A4のPDFで文字のリストだけ、ってのは、あまりにお粗末でしょう。

さらに、昨年の「アニメ聖地88」のサイトでさえ、文句があります。

各聖地の情報を見てみたのですが、実際、「どこに行けばどのようなアニメの映像の写真が撮れるか?」というスポット情報が全くないのです。

そうしたアニメツーリズムに関する情報が、各地方自治体で作られているケースもあるようですが、そうしたサイトへのリンクもありません(アニメとは関係がない、その地方自治体の観光サイトのリンクがあるのみ)。

これでは、土地勘のない外国人が、現地に行ったとしても、どこに行けばいいのか、さっぱりわからないでしょう。

せっかく、Google Mapsには、地図に載っていない場所を追加する機能があるのですから、協会が船頭を取って、アニメツーリズムの撮影スポットを登録してゆけばいい。
そのぐらい、選ばれた聖地の観光団体や、一般のアニメファンにお願いしてゆけば、大したお金もかからないでしょうに。

一般社団法人としてお金を集めて、観光の旗振りをするのなら、もうちょっと真面目にやって欲しいな。

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