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京成電鉄の全線1日乗車券が20年ぶり登場! [クーポン・チケット]

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京成の全線1日乗車券が20年ぶり登場 「京成沿線おでかけきっぷ」3日分で3000円 | ニコニコニュース

京成電鉄が、7月1日(水)から、京成線全線が乗り放題になる企画乗車券「京成沿線おでかけきっぷ ~いい日、おでかけ~」を発売しました。

20年ぶりの全線1日乗車券だそうですが、その内容を見ると、なかなか苦心の産物となっています。

というのも、京成電鉄に限らず、東武鉄道、小田急、近鉄など、鉄道路線が長い私鉄というのは、全線1日乗車券というのを発行しづらい事情があるからです。

全線1日乗車券というのは、元々、非日常のレジャーなどに使って貰って需要を喚起するためのものですが、それをビジネスの出張や。日常の往復の乗車券の代わりに使われてしまっては、逆に減収になってしまいます。

そのため、全線1日乗車券の料金は、通常、最も長い駅間の運賃の2倍以上に設定されますが、路線が長い私鉄では、この運賃がかなり高額になってしまうため、全線1日乗車券も高額になってしまい、メリットが薄くなってしまいます。

そのため、こうした私鉄では、乗り放題になるエリアを限定したり、土日の休日に限定した割安な一日乗車券を発行するケースが多いようです。

「京成沿線おでかけきっぷ~いい日、おでかけ~」は、7月1日(水)から8月31日(月)までの2ヶ月のうち、計3日間利用できるという斬新なスタイル。
1人で3日分や、3人で1日分などの利用が可能というから、これはまさに、私鉄では珍しい「青春18きっぷ方式」です。

1セットは3,000円なので、1日あたり1,000円で京成線全線が乗り降り自由になります。
例えば、京成上野から成田空港までの運賃は1,042円ですから、運賃だけで言えば片道乗るだけで元が取れるほど激安です。
京成電鉄としては、これを、仕事で成田空港に行って、別に日に帰ってくるのに使われると困るので、3枚セットとなっているのでしょう。

さらに言えば、これを夫婦で使ったとしましょう。3枚中、1日で2枚使えば、次回は1枚足らなくなるので、通常運賃を払うことになり、実質的な割引率は下がります。
2名泊まれば1名無料みたいな旅館クーポンみたいなものでしょうか。

一番効率の良い使い方は、夫婦と中学生以上の子供1人の3人で、一日沿線のどこかに遊びに行く、というパターンですね。

何とか非日常のレジャーにだけ、一日乗車券を使てもらうための工夫、苦労しているな、というのが伝わります。

きっぷは京成線全駅(北総線内各駅を除く)で販売され、計1万枚限定とのこと。

その他制限としては、途中通過する北総線(京成高砂~印旛日本医大)内の乗降はできないそうです。

きっぷのお得度は非常に高く、沿線の人がある場所からある場所に往復するだけでも元が取れるケースは多いでしょうし、京成沿線の店舗や施設などで優待特典も用意されるそうですので、京成沿線に住む人には人気が出そうです。

私的には、2ヶ月で3日間も京成沿線に出かけることはなさそうなので買いませんが、金券ショップで、このきっぷがバラ売りされていて、手頃な値段で売られていたら、成田市内に遊びに行くために買うかも。

7月に入ったら、都心の金券ショップをチェックしてみよう。

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