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SOMPO美術館の開館記念展を見てきました [博物館・美術館]

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SOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)ゴッホ《ひまわり》を収蔵。新宿駅 徒歩5分

新宿西口の損保ジャパン日本興亜本社ビル42階にあった旧「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」が、本社ビルに隣接した新ビルを建て、2020年7月10日(金)に、名称も新たに「SOMPO美術館」として、オープンしました。

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SOMPO美術館が収蔵する貴重な作品をまとめて見られる貴重な機会である開館記念展「珠玉のコレクション-いのちの輝き・つくる喜び」が、7月10日~9月4日の間、開催されるということで、6月末ごろにはチケットをあらかじめ予約してありました。
新型コロナウィルスへの不安はありましたが、今さらキャンセルもしたくないので、予定通り7月11日(土)に行ってきました。

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東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館が2020年春に移転:東京おじさんぽ:So-netブログ

まず、建物の外観ですが、曲線と直線を大胆に組み合わせた特徴的な形状をしていて、かなり目立ちます。
5階にあった展示解説によれば、東郷青児作品をイメージしたものだそうです。

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入り口を入ると、

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正面には、ゴッホの「ひまわり」をイメージしたフォトスポットが設置されています。
1階には受付があり、e-plusアプリのチケットを見せて、エレベーターで一気に5階に上がります。

なお、私の予約したチケットは12時だったのですが、このチケットで12時から12時59分までに入場ができ、滞在時間に制限はありません。

私が入場した12時45分頃には、もう一家族しか受付にはおらず、全く待つことなく入場できましたが、14時にちょうど建物を出たときには、結構な人が行列を作っていました。
入場時間は、1時間余裕がありますので、人混みが嫌なら、少し時間を遅らせて入場するのが得策だと思います。

第1展示室
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さて、エレベーターを降りて5階の第1展示室には、四季折々の自然といテーマで、岸田夏子、山口華楊、奥村土牛、平山郁夫、岸田劉生などの著名な日本画が展示されており、特に、山口華楊の大作「葉桜」が修復されて10年ぶりの公開なのが目玉でしょうか。
さらに、SOMPO美術館の建物自体のデザインコンセプトが分かる模型や解説パネルがあります。

第2展示室
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第1展示室から階段を下りて、4階にある第2展示室には、『「FACE」グランプリの作家たち』ということで、新進気鋭の作家たちの作品が並び、さらに、東郷青児のコレクションが見られます。

第3展示室
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第2展示室からさらに階段を下りて、3階にある第3展示室には、「風景と人の営み」「人物を描く」というテーマとなっていますが、

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それよりは、普段は写真撮影できないゴーギャン「アリスカンの並木路、アルル」、ルノワール「帽子の娘」「浴女」、セザンヌ「りんごとナプキン」という4つの名作が、今回は写真撮影OKとなっているのが目玉でしょう。

また、最後に、透過度の高い特殊ガラスを通して、ゴッホ「ひまわり」が見られます。
これが素晴らしくて、照明がほとんど反射しないため、絵画の絵の具の凹凸も含め、非常にクリアに見え、名画をじっくり鑑賞することができます。

ミュージアムショップ&カフェ
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さらに2階に降りると、広々としたフロアに、ミュージアムショップとカフェがありましたが、カフェは当面営業中止で、休憩スペースとしては使うことができます。

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ミュージアムショップでは、収蔵絵画のポストカードや、ミュージアムグッズが購入でき、このフロアはチケットなしでも入れます。

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最後、2階から1階に降りる階段の踊り場には、タイポグラフィが展示されていました。

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また、建物を出ると、左手には、丸い石などを組みあせたアートオブジェもありますね。

さて、新たな建物が建ったということで、旧「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」より、展示室が大幅に広がったのかな?と思っていたのですが、実際に見て回ったら、それほど広くなった感じはしませんでした。
旧美術館はワンフロアでしたが、そのワンフロアがかなり広かったですからね。

それでも、おそらく3階の第3展示室は、収蔵品を中心に展示する常設展示に近い形態になるようで、旧美術館よりは、美術館の収蔵品が見られる機会は、確実に増えそうです。

【ゴッホと静物画】-伝統から革新へ | SOMPO美術館

なお、現在開催中の開館記念展の後は、「ゴッホと静物画-伝統から革新へ」という企画展が、2020年10月6日(火)から12月27日(日)に開催される予定です。

関連記事:
SOMPO美術館は、7月10日に移転開館:東京おじさんぽ:So-netブログ



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