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「伝統建築工匠の技」が無形文化遺産に [観光行政]

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随分前のニュースだが、掲載し忘れていました。

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Traditional skills, techniques and knowledge for the conservation and transmission of wooden architecture in Japan - intangible heritage - Culture Sector - UNESCO

「伝統建築工匠の技」無形文化遺産に ユネスコ決定: 日本経済新聞

2020年12月17日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、オンラインで開いた政府間委員会で、日本が申請した「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の無形文化遺産登録を決定したそうです。

宮大工や左官職人らが古くから継承してきた17分野が含まれ、能楽や和食などに続く国内22件目のユネスコ無形文化遺産となるらしい。

17分野は、木工や左官、瓦屋根やかやぶき屋根、建具や畳の製作のほか、建物の外観や内装に施す装飾や彩色、漆塗りなどが含まれています。

政府間委員会では、「熟練の職人が、伝統的な技能の知識を継承する後継者として、弟子たちを育成してきた」と評価し、「近代化に伴い、このプロセスはより困難となっている」として、保護の必要性があると判断したようです。

かやぶき屋根の職人や、宮大工など、人材が高齢化し先細りしている職業を、これが下支えしてくれることに期待したいと思います。

東京国立博物館 - 展示 表慶館 ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」

京都府 生涯学習・スポーツ情報 | 京都市無形文化遺産展示室

また、これまで、無形文化財については、個別に展示施設があったり、企画展があったりしますが、日本の無形文化財を総括的に展示する施設がまだありません。

こうした無形文化財も、立派な観光資源の一つでもあるのですから、そろそろ、そういう展示施設があってもいい気がしますね(本来は、国立博物館がしっかり展示すべきかも)。

我が国の無形文化遺産代表一覧表記載案件|外務省

なお、過去の登録遺産は、こちらに掲載されています。

また、登録遺産の数が多い日本の候補は2年に1回の審査となっている。次の候補として政府は豊作祈願や厄払いの踊り「風流踊」を申請しており、2022年に可否が決まる見通しだそうです。

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「来訪神」が無形文化遺産に決定:東京おじさんぽ:So-netブログ







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