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東急は、シニア層に向けた運賃優遇策を試行 [交通]

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小田急の子供運賃が一律50円に:東京おじさんぽ:So-netブログ

先日、小田急電鉄が、子供用のIC運賃を2022年春から全線を対象に1乗車一律50円にすることを発表しました。
こちらは、沿線住民の高齢化が進んでおり、若い世帯を呼び込みたいための、思い切った施策らしい。

一方で、東急電鉄は、真逆の発想の施策を、先月、試行したようです。

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シニア層を対象とした1か月2,000円「東急線乗り放題パス(over60)」を限定発売~新たな生活様式により多様化する利用スタイルに合わせた乗車券サービスを提供します~|ニュースリリース|東急電鉄株式会社

60歳以上のシニア層を対象とし、2,000円で、2021年11月1日から11月30日までの1か月間、東急線全線が乗り放題になるチケット「東急線乗り放題パス(over60)」を、限定発売したのです。

2,000円というと、東急線ワンデーパス(東急線全線一日乗車券)3日分の価格とほぼ同じであり、お得度は半端ない。

ただ、今回は試行ということもあり、さまざまなデータを取りたい事情もあったのでしょう。買える人は極めて限定的でした。

2021年10月15日時点で東京都または神奈川県内に住所登録している「TOKYU CARD」や「TOKYU POINT CARD(現金ポイントカード)」の60歳以上の会員で、かつ「TOKYU POINT Webサービス」からのメールマガジンを受信している人が対象だそうです。

対象者が「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録し、応募した中から抽選で、1,000名を上限に限定発売という極めて狭き門だったみたい。

旅行・レジャー予約サイトを運営しているKlookと連携し、スマートフォンを活用した電子乗車券を発行することで、切符の購入などの手間がなく駅係員にスマートフォン画面を提示するだけで、スムーズに乗車できるそうです。

ただ、この「東急線乗り放題パス(over60)」を利用するのは、スマホが必須だし、さまざまな会員登録が必要などの条件が多く、それが高齢者にどれだけ受け入れられるのかは疑問。

まあ、それの検証も含めてのトライアルなのでしょう。

今回のトライアルが、今後、どのようなお得なチケットに反映されるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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