「三の丸尚蔵館」がリニューアルのために休館中

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皇居東御苑の臨時休園について - 宮内庁

最近知ったのですが、皇居・東御苑にある、皇室ゆかりの美術品などを収蔵、展示する「三の丸尚蔵館」が、リニューアルのために、2021年12月から休館しています。

現在は、新たな「三の丸尚蔵館」を、建築中です。

新たな三の丸尚蔵館公開　宮内庁、建て替え一部終了 - 日本経済新聞

2023年3月には、建て替えの一部が完了したことが発表されましたが、それによれば、まず、現在の旧館の西側に隣接する形で、3階建ての新館が建てられました。

新館は、2023年11月3日に開館する予定だそうです。

その一方で、今後、旧館を取り壊して新たな棟を建設し、今回の新館と繋ぎ、最終的に、2026年度の全館オープンを目指すそうです。

新館は地下1階、地上3階建てで、1階に展示室があり、展示スペースは従来の約8倍の約1300平米に拡大されます。
また、2、3階は収蔵庫や修復作業室が設けられ、収蔵庫は従来の約4倍の約4千平米になるそうです。

三の丸尚蔵館が23年に新施設をオープン。管理運営は宮内庁から国立文化財機構に移管へ｜美術手帖

リニューアルに合わせ、「三の丸尚蔵館」の管理運営を宮内庁から独立行政法人国立文化財機構へ、収蔵品管理を宮内庁から文化庁へと移管し、貴重な美術品類の発信を充実させ、国内外への公開を進める方針が明らかになりました。

一方で、同館の工事期間中、文化庁と連携し収蔵作品を国立博物館等に貸し出して、展示公開することも、積極的に行うそうです。

特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」 | 東京藝術大学大学美術館　The University Art Museum, Tokyo University of the Arts

両陛下と愛子さまが鑑賞　「国宝　東京国立博物館のすべて」展 | 毎日新聞

現在開催中の東京藝術大学大学博物館の特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」もそのひとつで、昨年、東京国立博物館開催さ入れた「国宝　東京国立博物館のすべて」展でも、「三の丸尚蔵館」が所蔵する国宝がすべて展示公開されたそうです。

なお、リニューアル前は入館無料だった同館が、リニューアル後、無料のままなのかは決まっておらず、移管後の運営などについては、今後発足する有識者会議の意見を踏まえて検討するとのこと。

今は、2023年11月3日の新館のリニューアルオープンを楽しみに待ちたいと思います。

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