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早稲田大学演劇博物館「推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」 [博物館・美術館]

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enpaku 早稲田大学演劇博物館

早稲田大学・早稲田キャンパスにある「早稲田大学演劇博物館」は、1928年に設立された、日本最古でほぼ唯一の演劇専門博物館です。

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私も、何度か見に行っていますが、建物自体も、歴史を感じる建築だし、常設展示を見るだけでも、かなりの時間を要する充実ぶりの博物館でした。

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その「早稲田大学演劇博物館」で、現在、「推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」という、ちょっと変わった指向の企画展を開催中です。

enpaku 早稲田大学演劇博物館 | 推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化

近年、好きな人やモノを応援する「推し活」という言葉やその活動が話題になっています。

推し、燃ゆ :宇佐見 りん|河出書房新社

その言葉が、初めてメディアで注目を集めたのは、第164回芥川賞受賞作の「推し、燃ゆ」(宇佐見りん著)だったと思いますが、その後、そこから派生した「推し活」という言葉が、2021年の新語・流行語大賞にノミネートされるまでに広まりました。

ただ、「推し」を応援する行為は実は古くから行われていて、日本の室町期における能や、イギリスのシェイクスピア時代の演劇は、「パトロン」という存在によって大きく発展したという歴史があったり、歌舞伎は庶民の熱烈な人気によって支えられ、江戸時代最大の娯楽となりました。

演劇を作る側の視点での研究というのは、これまで幅広く行われてきましたが、意外にも、それを受け取る観客における文化については、あまり研究されてこなかったという。

演劇博物館は多岐にわたる観客の「推し活」に関する資料を掘り起こし、今回の企画展では、その品々を紹介し、「推し文化」の歴史について紐解いていくものとなっているそうです。

開催概要は次の通り。

会期:2023年4月24日(月)~8月6日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
休館日:4月29日(土・祝)、5月3日(水・祝)~ 5日(金・祝)、10日(水)、6月7日(水)、21日(水)、7月5日(水)、17日(月・祝)、19日(水)の予定(変更の可能性あり)
会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室
入場料:無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点

enpaku 早稲田大学演劇博物館 | 「演劇の確信犯 佐藤信」

また、「早稲田大学演劇博物館」では、並行して、2023年5月6日(土)~2023年8月6日(日)の期間、日本の演出家・劇作家の佐藤信にフォーカスした特別展「演劇の確信犯 佐藤信」も開催していますので、併せてどうぞ。

私自身、早稲田大学・早稲田キャンパス自体に、コロナ禍前の学園性に遊びに行ったっきりですし、

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早稲田大学の博物館に関する情報をいくつか:東京おじさんぽ:So-netブログ

同じ早稲田キャンパスに、2021年10月に開館した「国際文学館(村上春樹ライブラリー)」にもまだ一度も入ったことがありませんので、久々に、併せて見に行きたいな、と思っています。

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