こちらは、ちょっと前のニュースですが、他に書くべきことが多くて、書き逃していた記事の一つになります。

これまで、JR東海は、リニア中央新幹線の路線や駅の設置について、政治介入を嫌い、独自資金のみで建設することを表明していました。
そのため、2027年に東京・品川-名古屋を先行開業した後は、8年間業績回復を待って、18年後の2045年までに、大阪までの全線開業を目指すことを表明していました。


JR東海社長、リニアの大阪延伸前倒しを正式表明  :日本経済新聞

それが、こちらの記事によれば、JR東海が、政府の提案を受け入れ、財政投融資の活用により、大阪延長の時期を最大8年前倒し、2037年に開通することが決まったようです。
JR東海が、総工費を全額自己負担する方針は変わりませんが、低金利の3兆円の財政投融資を政府保証で受けられることにより、業績回復を待たず早期着工が可能になるとのことです。

リニア中間駅は奈良 JR東海「京都だとカーブきつい」:朝日新聞デジタル

財政投融資を受けるとなると、気になるのは政治家の介入ですが、こちらの記事によれば、大阪延伸を前倒ししても、中間駅を奈良市付近とする今の計画は変更しない方針とのこと。