大友克洋や宮崎駿にも多大な影響を与えたフランス語圏のマンガ「バンド・デシネ」について、これまで、日本でも企画展が開催されてはいるのですが、

「フランス語圏のマンガ?バンド・デシネの歴史と展開」展 | インターネットミュージアム

京都国際マンガミュージアム

企画展「〈ケベック・バンド・デシネ〉を知っていますか? ――25の足跡と7人の作家から」 ライブ・ドローイング | ComicStreet(外漫街)

そのほとんどが、京都国際マンガミュージアムで行われたもので、首都圏在住の私には、なかなか見に行ける機会がありませんでした。

【展覧会レポート】森アーツセンターギャラリー「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展|六本木未来会議 -デザインとアートと人をつなぐ街に-

唯一、森アーツセンターギャラリーのこちらの企画展では、しっかり「バンド・デシネ」に関する展示もあったらしいのに、タイトルに騙されて気付かず、見に行っていませんでした。

さて、マンガの研究といえば、西の京都精華大学、東の明治大学が有名ですが、その明治大学の米沢嘉博記念図書館で、「はじめてのバンド・デシネ展」という企画展が開催されるそうです。


米沢嘉博記念図書館|はじめてのバンド・デシネ展

バンド・デシネ(略してBDとも言う)翻訳の第一人者の原正人氏が監修し、BDに造詣が深いデザイナー多田涼士氏が協力するというから、展示内容はまず間違いのないところ。