オープニングを飾るのは「宮崎駿展」。アカデミー映画博物館の全貌とは。 | Vogue Japan

米ロサンゼルス市の映画の街ハリウッドに、「アカデミー映画博物館(Academy Museum of Motion Pictures)」が、2021年9月30日にオープンするそうです。

これまでハリウッド観光というと、手型が埋め込まれているサンセット通りの「ウォーク・オブ・フェイム」を見たり、山の中腹にあるHOLLYWOODの立て看板を遠くから眺めたり、頑張っても、ワーナー・ブラザースのスタジオ・ツアー見学を申し込んで参加する程度で、意外と中核となる観光施設がなかったのです。


今回できた「アカデミー映画博物館」は、東京ドーム2個ほどの面積に、いくつもの常設及び特別展示ギャラリーと、2つの最新鋭上映シアターを有しているそうです。

そこに、映像テクノロジー、衣装デザイン、プロダクション・デザイン、メイクアップとヘアスタイリング、販促資料などが含まれた8000点の収蔵資料、写真1250万枚以上、映画とビデオ25万本、脚本9万1000本、ポスター6万6500枚、そしてプロダクション・アート13万8000本のコレクションなどを所有し、目玉として、ソール ・バス、パトリシア・カルドーゾ、キャサリン・ヘプバーン、アルフレッド・ヒッチコック、石岡瑛子、ハティ・マクダニエル、グレゴリー・ナヴァ、 キンバリー・ピアースなど映画界のレジェンドの特別コレクションが、1800点近く秘蔵されているという。

それらすべてが、常に展示されるわけではありませんが、常設展示で、随時テーマに沿って展示してゆくみたいです。