「帝劇ビル」と「国際ビル」が建て替えへ

「出光美術館」で開催中の企画展「仙厓のすべて」：東京おじさんぽ：So-netブログ

先日、「出光美術館」で開催中の企画展「仙厓のすべて」についてご紹介しましたが、その「出光美術館」がある「帝劇ビル」が建て替えられ、「出光美術館」も、建て替えの期間中、一時閉館することが判明しました。

そこで、その再開発の計画について調べてみました。

帝劇ビルが建て替えへ。出光美術館「新たな進化を目指す」（美術手帖） - Yahoo!ニュース

丸の内にある、東宝・出光美術館が所有する「帝劇ビル」と、三菱地所所有の「国際ビル」が共同で一体的に建て替えられるそうです。

帝劇ビルというと、日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地「帝国劇場」があり、ビル上層には、興産の創業者である出光佐三のコレクションを展示・公開する「出光美術館」もあります。

「帝国劇場」は一度も入ったことはないのですが、「出光美術館」は何度か企画展を見に行ったことがあります。

一方、国際ビルはオフィスビルですが、低層部には商業施設があり、「ABCクッキングスタジオ」や、大人気の「丸の内タニタ食堂」などの飲食店が多数入居しています。

いずれも、皇居外苑のお濠と丸の内仲通りに面するランドマーク的な建築として親しまれてきましたが、どちらも1966年竣工で、竣工から約56年が経過していることから、防災対応機能の強化やテナントニーズの高度化への対応、脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化などのため、建て替えることになったようです。

今後の具体的な建て替えスケジュールや、新しい建物のデザインや仕様、完成時期など、具体的な開発計画については、まだ何も発表されていませんが、両ビル共、2025年を目途に閉館する予定だそうですので、それまでに、「帝劇ビル」も「出光美術館」も、一時休館することになるものと思われます。

「丸の内タニタ食堂」はどうするのかな？　休店なの移転なのか、今のところアナウンスはないようです。

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