隈研吾、トラフなどが出展。寺田倉庫が国内唯一の建築模型に特化したミュージアムを開設 | ファッショントレンドニュース|FASHION HEADLINE

寺田倉庫が、建築模型を中心とする建築文化の継承と普及を目的とし、東京・天王洲アイルに、6月18日、「建築倉庫ミュージアム」をオープンした。

建築倉庫は、一般社団法人日本建築文化保存協会が提唱、寺田倉庫が運営する「模型を展示しながら最適な環境下で保存・保管する」新しい発想のミュージアムだそうです。

建築模型とは、一般的に、現存の建築物や、これから立てる建築物を、紙などの素材で再現したミニチュアを指しています。
最近は、3D CADで、画面上でイメージを確認するケースの方が多そうですが、以前は、建物のイメージをクライアントに伝えるため、こうした模型がよく制作されていました。

しかも、手先が器用な日本人ですから、屋根を開けると、家の中の家具なども細かく作り込まれていたり、家が建つまわりの環境もジオラマのように作り込まれていたりして、確かに、芸術的と言えるような建築模型も多数存在する気がします。

そうした優れた建築模型を保存、展示し、後世に残すのが、「建築倉庫」の狙いのようです。