芥川龍之介の「羅生門」展――日本近代文学館で6月24日から - ITmedia 名作文庫

今年の7月24日で、芥川龍之介が没後90年を迎えるということで、日本近代文学館では夏季企画展「教科書のなかの文学/教室のそとの文学──芥川龍之介『羅生門』とその時代」を開催しています。

この企画点は、学校で「羅生門」を履修した高校生を第一の対象に想定しているそうで、作品「羅生門」の成立過程のほか、「今昔物語」などその背景について紹介し、さらに芥川の文壇デビューを励ました夏目漱石との手紙などが展示されており、近代文学の黎明期から「羅生門」の時代に至るまでの小説の歴史を振り返り、芥川を取り囲んでいた文学の世界が一瞥できるものとなっているそうです。

モロに「夏休みの自由研究に利用してね!」という企画意図なのでしょうが、果たして、狙った学生を呼び込めるでしょうか(笑)

開催期間は、6月24日~9月16日まで。

入館料は、常設展示の100円で、特別展も見られるようです。