日比谷公園に「竹島と尖閣諸島は日本領」主張する展示館をオープンへ?:東京おじさんぽ:So-netブログ

以前、東京の日比谷公園に「竹島と尖閣諸島は日本領」主張する展示館ができるらしい、というニュースを取り上げましたが、

竹島・尖閣資料館がオープン 東京・日比谷公園 「日本固有の領土」訴え - 産経ニュース

1月25日に、それがオープンしたそうです。名称は「領土・主権展示館」とのこと。

島根県・竹島と沖縄県・尖閣諸島の関連資料を常設展示し、政府として「日本固有の領土」であると国内外に訴えるのが狙いだそうです。

約100平方メートルのスペースには、島根県・竹島と沖縄県・尖閣諸島の関連資料が約60点が展示されているらしい。

その中には、

・竹島を島根県の所管にすると決めた1905年の閣議決定文書
・明治時代に日本人が尖閣諸島を開発した様子が分かる写真を複製した展示品
・1919年に尖閣諸島付近で遭難した中国漁民を日本人が救助した際、中華民国駐長崎領事から贈られた「感謝状」の中に、尖閣が日本の領土だと認める記述がある資料
・サンフランシスコ平和条約の締結の際に竹島の領有権についてアメリカ側が韓国の主張を否定した書簡

などがあるという。

ちょっと引っかかるのが、例に挙げられた資料が、あたかも客観的な「日本固有の領土」の証拠であるかのような取り上げ方をされていること。

領土問題 - Wikipedia

領土の帰属に関しては、国際的な判定基準みたいなものが、すでに確立しているが、中国は、南シナ海などでも、そうした基準を無視して独自の理屈だけで自国の領土だと主張しているから、嫌われている。
日本は、そうした中国、韓国と同じ土俵に乗るのではなく、日本らしく国際的な規範に基づき、正々堂々と領土の主張は行うべきである。