綾瀬市唯一の国史跡「神崎遺跡」

厚木基地の「日米親善春まつり2018」に行ったときに、綾瀬市の観光案内を見ていたら、気になる施設を発見。

国史跡　神崎遺跡（神崎遺跡公園） - 綾瀬市役所

「神崎遺跡」です。今から約1800年前の弥生時代後期の環濠集落で、平成23年2月7日に、綾瀬市では初めての国指定史跡になったそうです。

面白そうなので、ゴールデンウィーク中に、車で行ってみました。

神崎遺跡公園 - 綾瀬市役所

この神崎遺跡を適切に保存し、多くの方に歴史を学んでもらおうと、平成26年より整備を進めていたのが歴史公園が「神崎遺跡公園」で、平成29年4月1日一部開園、今年、平成30年4月1日に全面開園したばかりだそうです。

園内には、環濠集落を再現した屋外展示もあり、

見晴らしもよく、公園から走る新幹線が見えます。

神崎遺跡資料館 - 綾瀬市役所

2016年5月に完成した「神崎遺跡資料館」もあり、

玄関を入ると、ホールには復元された大きな弥生式土器が展示されています。

1階には、綾瀬市のあゆみと歴史の展示があるのは、博物館も美術館もなかった綾瀬市として、初の博物館だからでしょうか。

ホールでは、神崎遺跡の解説ビデオを定期的に上映しています。

2階には、神崎遺跡の展示があり、

出土品、

ジオラマ模型、

環濠体験などの展示や、

学習コーナー、

遺跡が展望できるバルコニーがあります。

休館日は、月曜日（祝日にあたるときはその翌日）、1月1日から3日及び12月29日から31日。
開館時間は、9時から17時。
入館料は無料です。

場所的には、綾瀬市吉岡3425番地5という、綾瀬市西南部の市境付近にあり、車でないといけない場所ですが、駐車場は20台（うち1台は障がい者等対応）あります。

辺鄙な場所にありますので、正直、私が行った日も、他に人はいませんでした。

ただ、この辺に、こうした遺跡の展示施設はほとんどないので、手近なところで、夏休みの自由課題の材料を探している方は、子どもたちを連れて行ってもいいかもね。

みはらし場 ｜ 綾瀬市の公園

ちなみに、神崎遺跡公園の道路を挟んだ東側に「みはらし場」という私設？の公園があります。

東海道新幹線が走る様子が見える小高い場所としても有名なのだそうです。

過去に撮られたドクターイエローや新幹線の写真や、生息するカワセミの生息マップや写真などを展示する「カワセミマニア」掲示板が設置されていました。

一応駐車場もありますが、神崎遺跡公園から歩いてすぐですので、ついでに立ち寄るのがいいかもしれません。

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