第1期エリア(北地区)は6バース(乗り場)を有し、1日あたり550便以上が発着できるという。
新バスターミナルへの移転には優先順位がつけられているそうで、まずは主に千葉方面への昼行の高速バスが発着する「八重洲口周辺の路上バス停」。
次に、名古屋、大阪、仙台といった都市間の「高速ツアーバス」のバス事業者が、暫定的に使っている東京都の公共駐車場「東京駅鍛冶橋駐車場」のバス。
これらが、まず第1期のバスターミナルへ移行するとのこと。
さらに2期、3期と整備を進めることで、その他のバスターミナルのバスや、増便や新規バス路線、貸切バス、また丸の内側に発着している定期観光バス(はとバスなど)の受け入れも想定しているそうです。
ただし、「JR高速バスターミナル」がここに移転する訳ではなく、そちらは、そのまま存続するのでお間違いなく。
東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業ちなみに、第2期エリア(東地区)は、「東京ミッドタウン八重洲」の八重洲大通りを挟んだ北側に建築中の「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」ビルの地階に設置され、こちらの開業は2025年度の予定。
三井不動産 |「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ第3期エリア(中地区)は、「東京ミッドタウン八重洲」の南隣にできる「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」のビルの地階で、2024年度から着工予定で、2028年度に竣工予定となっていますので、全体が完成するまではあと6年かかることになりますが、完成すると、「新宿バスタ」を上回る日本最大規模のバスターミナルとなるそうです。
東京ミッドタウン八重洲さらに、「東京ミッドタウン八重洲」の商業店舗約60店舗のうち、地下1階の13店舗は、地下2階「バスターミナル東京八重洲」の開業に合わせて、2022年9月17日(土)に先行オープンするそうです。
・ニューヨーク発のベーカリー「ザ・シティ・ベーカリー」
・スターバックス
・ケーキや弁当などデイリーフードを販売する「パリヤ・デリカテッセン」
・日本酒とフードのペアリングを楽しめるカフェ&バー「タスプラス」
・四川料理専門店「芝蘭」による、都内初出店の担々麺専門店「芝蘭担々麺」
・沖縄のソウルフード・ポークたまごおにぎりの専門店「ポーたま」
・名古屋コーチンを使用した親子丼を楽しめる「鳥開総本家」
・オーガニックコスメや食品などを販売する「Biople ORGANIC LIFE」
これらのお店は、バスターミナル利用者や、近隣のオフィスワーカーをターゲットに、人気が出そうですね。
さて、「バスターミナル東京八重洲」の記事を読んでいて、八重洲口側の3つの大規模開発事業について、このブログで全く言及したことがなかったことに気付きました。
なので、この「バスターミナル東京八重洲」の上に建つ巨大な3つのビルについても、後日詳しくご紹介したいと思います。
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