東京国立博物館の館長が緊急寄稿「このままでは国宝を守れない」 | 文春オンライン

「文藝春秋」2023年2月号に、東京国立博物館館長の藤原誠氏が寄稿した文章で、ウクライナ侵攻などによる光熱費の高騰により、光熱費の予算2億円に対し、その倍以上となる4.5億円もかかる見込みとなっているが、国は、それに対する補正予算を認めてくれないため、国宝や重要文化財の保全やメンテナンスに支障が出始めていることを訴えていました。

このような問題は、国立博物館だけでなく、他の美術館、博物館でも起きているようです。

東京国立博物館自体については、その後の続報はないのですが、2023年8月7日に、次のニュースを見ました。


国立科学博物館が資金不足でクラファン開始 収蔵品の維持困難、目標1億円 - 産経ニュース

500万点以上にのぼる標本など、膨大な文化財を抱える国立科学博物館が、資金不足で維持が難しいため、目標額を1億円に設定したクラウドファンディングを11月5日まで実施することを発表しました。