以前、一度行ったことがあった町田市立博物館が、2019年6月16日で閉館となるそうです。開館45年を迎えた建物自体が相当古く、耐震性にも問題があったためのようです。
「町田市立博物館」は、博物館とはいいつつ、これまでの活動を見ていると、その内容は美術館ですし、さらには、いわゆる常設展のない美術館でしたが、独自のコレクションも収集してきました。
町田市立博物館最終展 ―工芸美術の名品―/町田市ホームページそのフィナーレを飾る「町田市立博物館最終展」が、2019年4月20日(土)から6月16日(日)まで開催されるそうです。
最終展は2部で構成され、第1部では市立博物館のコレクションの歩みを名品約35点とともに辿り、第2部ではコレクションのなかでもガラスと陶磁器にスポットを当て、〈赤〉と〈青〉という象徴的な色に着目して選んだ古今東西の作品約100点によって、工芸美術の魅力をたっぷりと紹介するとのこと。
また、近年所蔵となった世界初のガラス技法書「ラルテ・ヴェトラリア(L'Arte Vetraria)」が初公開されるそうです。
さらに、来場者先着2000名様に江戸ガラスの一輪挿しがプレゼントされるそうです(先着順で亡くなり次第終了)。
併せて、講演会や、ワークショップも開催されるようですので、興味ある方は公式サイトをチェックしましょう。
開催期間は、2019年4月20日(土)から6月16日(日)ですが、会期中一部展示替えがあり、前期が、4月20日(土)から5月19日(日)、後期が5月21日(火)から6月16日(日)の開催となります。
ただし、毎週月曜は休館日(なお、4月29日(月・祝)から5月6日(月・振替休)までは開館、5月7日(火)は休館)です。
開館時間は、9:00~16:30で、入館料は無料だそうです。
さて、閉館後の収蔵品はどうなるのかと思ったら、新たな美術館ができるようです。
名称は「国際工芸美術館」だそうですが、詳細はまた改めて。
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