渋谷 東急百貨店本店、建て替えでBunkamuraと一体化 - Impress Watch渋谷の東急百貨店本店が、建て替えのため間もなく閉館することをは、以前のニュースで知っていたが、2023年1月31日にとうとう営業終了となりました。
以前見たニュースは、隣接するBunkamuraと一体となった再開発「Shibuya Upper West Project」が行われるということだったのですが、この度その詳細が発表されました。
渋谷 東急百貨店本店跡地に165mの新ランドマーク。27年竣工 - Impress Watch東急百貨店本店跡地に建築が計画されているのは、地上36階地下4階、高さ164.8mの複合施設だそうで、渋谷の賑わい、松濤の静謐な住宅地、独自のカルチャーが息づく奥渋エリアの結節点に位置し、「Tokyo's Urban Retreat」というキーコンセプトのもと、都会の喧騒の中に安らぎと寛ぎを提供するという。
建築デザインは、その土地の持つ背景やランドスケープに合わせた空間づくりを得意とする、ノルウェーの建築・デザイン事務所「Snohetta(スノヘッタ)」を起用します。
低層階の施設の中心には、光が降り注ぐ活気と躍動感に満ちたアトリウム「The Hive」と、都会の喧騒から離れ、施設を訪れる人が癒しを感じる緑豊かな空間「The Sanctuary」を設置するそうです。
上層はレジデントとなり、中層にはホテルが入り、「Swire Hotels」が運営するコンテンポラリーラグジュアリーブランド「The House Collective」が日本初進出となります。
低層部は、リテールおよびアート＆カルチャーとなっていて、おそらく、従来の東急百貨店の百貨店然とした構成とは違った、ハイブランドのお店や、アートギャラリーなどが入るのではないかと思いますが、詳細はまだ明らかになっていません。
隣接する「Bunkamura」ですが、東急百貨店と併せて建て直されるのかと思ったら、そうではなく、大規模改修工事が行われるそうで、そのため、2023年4月から2027年度(時期未定)まで長期休館となり、「Shibuya Upper West Project」の開業と同時に営業を再開するそうです。
ただし、「オーチャードホール」だけは週末を中心に限定営業されるらしい。
『ドゥ マゴ パリ祭 printemps』 2023/3/18(土)～4/9(日) | イベント | Bunkamura個人的に気になった「Bunkamura ザ・ミュージアム」は、4月9日までの「ドゥ マゴ パリ祭 printemps」が最後になるみたい。
また、「シアターコクーン」を始めとするその他の機能は、渋谷や東急線沿線の周辺施設、東急グループ各施設などで活動を継続することになるそうです。
特に、「Bunkamura ザ・ミュージアム」は何度も足を運びましたので寂しいですが、4年後の再開を期待して待ちましょう。
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