2022年10月11日 - 博物館・美術館 最新の展覧会|展覧会情報|出光美術館丸の内にある「出光美術館」では、現在、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」でも紹介していた「仙厓のすべて」という企画展が開催されています。禅僧の「仙厓」は、江戸時代の臨済宗の古月派を代表する名僧だったそうですが、60歳代で虚白院へ隠棲して以降、晩年には数多くの書画を描いたそうです。水墨画が多いのですが、この絵が、現代のマンガにも相通じるような大胆なデフォルメや斬新な表現を備えた、ユーモラスなものが多く、今、あらためて評価されているらしい。 出光美術館は、「仙厓」については、日本最大の質と量を有するのコレクションを有しているそうで、その代表的な作品93点を展示し、仙厓の生涯や様々な教えと教訓を楽しく解説しているそうです。開催期間は、2022年9月3日(土)~10月16日(日)まで。休館日は、毎週月曜日と、10/11(火)。入館料は、一般1,200円、高・大生800円、中学生以下無料(保護者の同伴必要)となっていて、チケットは「日時指定予約制」で、あらかじめ公式サイトで購入しておく必要あります。「仙厓」の水墨画を公式サイトで見ると、宇多丸さんも言っていたように、力が抜けた不思議な魅力があり、今の時代だからこそ、再評価されてるべき絵だと思いますね。仙厓BEST100 ARTBOX 単行本(ソフトカバー) 私は、ちょっと日程的に行けそうにないので、アマゾンで画集を買ってしまいました。届くのが楽しみです。関連記事:「帝劇ビル」と「国際ビル」が建て替えへ:東京おじさんぽ:So-netブログ「静嘉堂文庫美術館」が10月から丸の内に移転オープン:東京おじさんぽ:So-netブログ画題でみる禅画入門 白隠・仙ガイを中心に [ 浅井京子 ]