新宿中央公園のネーミングライツトイレ

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これまでにも、渋谷区の「THE TOKYO TOILET」や、上野公園の「上野トイレミュージアム」など、公衆トイレを新たな観点でリニューアルすることで、観光スポット化する試みについて、取り上げてきました。

見逃していましたが、新宿区でも、同様の動きがあるようです。

新宿中央公園ネーミングライツトイレがリニューアルオープン！！：新宿区

新宿西口の新宿中央公園の「水の広場トイレ」と「ちびっこ広場トイレ」の２つについて、ネーミングライツを募集し、結果、2021年7月～2023年年6月の2年間、「日本のキレイ＆TOKYO　リンレイトイレ」としてリニューアルオープンしました。

こちらは、新宿中央公園の、都庁第一庁舎やハイアットリージェンシー東京側にある水の広場で、

これが、その脇にある「水の広場トイレ」。

公園のトイレらしく、蔦が絡まるタイプの植物で装飾されており、鳥獣戯画に出てくる生き物のイラストが、そこに潜む形で描かれています。

壁面には、ネーミングライツや、多摩美術大学とのコラボによるコンセプトについての説明が書かれていて、男子トイレのコンセプトカラーは、ブルー。

内部の壁面にも、鳥獣戯画に出てくる生き物が描かれています。

こちらは、多目的トイレの外観で、コンセプトカラーはイエロー。

そして、こちらは女子トイレの外観で、コンセプトカラーはオレンジです。

一方、もう一つのネーミングライツトイレがあるちびっこ広場は、

現在、半分ぐらいのエリアが、リニューアル工事中。

そこにあるトイレがこれ。

入り口には、多摩美術大学とのコラボによるコンセプトの説明が書かれており、

それに従い、トイレ内には、平和の象徴である鳩と日本の四季の花が描かれていました。

渋谷区の「THE TOKYO TOILET」や「上野トイレミュージアム」とは、全く違う考え方ですが、これはこれで、トイレをリニューアルし維持する費用をネーミングライツで確保しながら、区民に親しまれるトイレを作るアイデアとして、なかなかスグレモノだと思いました。

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