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現存最古のジャズ喫茶「ちぐさ」が「ジャズミュージアム・ちぐさ」に [博物館・美術館]

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野毛の現存最古のジャズ喫茶「ちぐさ」建て替えへ 旧ちぐさ再現プロジェクトも - ヨコハマ経済新聞

横浜の野毛に現存する日本最古のジャズ喫茶「ジャズ喫茶ちぐさ」が、開業90年を迎える2023年に博物館とライブハウスの機能を備えた「ジャズミュージアム・ちぐさ」として建て替えられることになったそうです。

ジャズ喫茶「ちぐさ」は1933(昭和8)年に、当時20歳の吉田衛さんが野毛町1丁目23番地で創業しましたが、横浜大空襲では店舗と約6,000枚のレコードを焼失。

しかし、1948(昭和23)年に復員した吉田さんが千数百枚のレコードを集め、店舗を再開したそうです。

1994年に吉田さん没後、妹の吉田孝子さんと有志の常連客数名によって営業が続けられていましたが、2007年に、一度閉店。
2012年からは現在の場所で、一般社団法人「ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館」として有志で営業を始めていました。

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この現店舗が、2022年4月10日で営業を終了し、その後、「ジャズミュージアム・ちぐさ」の完成予定は2023年3月11日とのこと。

鉄筋コンクリート構造の地上2階建てで、下層階には、1946~2007年の旧ジャズ喫茶ちぐさを再現し、野毛街づくり会が保存していたオーディオ装置一式やV-ディスク、レコードジャケット掲示板、テーブルやイス、看板など、当時のものを使用し、音や雰囲気を再現します。
上位層は、様々なイベントも開催できるライブハウスとなるそうです。

ハイブリッド・ミュージアムとして、バーチャル・ミュージアムも開設し、YouTubeの「CHIGUSA Channel」で公開しているV-ディスクなども、バーチャル空間でも体験できるように衣替えするそうです。

建設にあたり「Jazz Museum CHIGUSA ファンド」を発足し、約1億円の総工費に対し、自己資金、銀行融資に加え「横浜野毛地区まちづくりトラスト」にも補助金の申請をするとともに、約1,000万円の寄付を募り、無事資金集めに成功したそうです。

新館長には前カップヌードルミュージアム横浜館長の筒井之隆さんが就任予定で、引き続き、ジャズの歴史的資料となるようなレコード、著作物、写真、オーディオ機器、楽器などを寄贈も受け付けているそうです。

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ジャズ喫茶ちぐさから「ジャズミュージアム・ちぐさ」へ みなとみらいでプレオープン - ヨコハマ経済新聞

ちなみに、2022年5月1日から、横浜みなとみらい・グランモール公園1階の「クロス・パティオ」の「グリーンスポット」で、「ジャズミュージアム・ちぐさ」プレオープンの仮設展示を開始していれうそうです。

展示空間内には、ちぐさオリジナルブレンドを開発したキーコーヒーのセルフサービスコーナーを設けるとともに、グランドピアノもあり、ジャズ喫茶の雰囲気を楽しむことができるとのこと。

入場無料で、展示時間は11時~19時。展示期間は、2023年2月28日までだそうですので、私も、横浜みなとみらいに遊びに行く機会があれば、立ち寄ってみたいと思います。

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