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国立科学博物館のクラファンが1日足らずで目標1億円達成 [博物館・美術館]

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東京国立博物館の館長が緊急寄稿「このままでは国宝を守れない」 | 文春オンライン

「文藝春秋」2023年2月号に、東京国立博物館館長の藤原誠氏が寄稿した文章で、ウクライナ侵攻などによる光熱費の高騰により、光熱費の予算2億円に対し、その倍以上となる4.5億円もかかる見込みとなっているが、国は、それに対する補正予算を認めてくれないため、国宝や重要文化財の保全やメンテナンスに支障が出始めていることを訴えていました。

このような問題は、国立博物館だけでなく、他の美術館、博物館でも起きているようです。

東京国立博物館自体については、その後の続報はないのですが、2023年8月7日に、次のニュースを見ました。

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国立科学博物館が資金不足でクラファン開始 収蔵品の維持困難、目標1億円 - 産経ニュース

500万点以上にのぼる標本など、膨大な文化財を抱える国立科学博物館が、資金不足で維持が難しいため、目標額を1億円に設定したクラウドファンディングを11月5日まで実施することを発表しました。

ニュースによれば、支援のプランは5千円から1千万円まで40コース程度を用意しており、寄付の金額に応じて、研究者のスケッチをデザインしたトートバッグから、収蔵庫のプレミアムツアー、オリジナルの図鑑など科学博物館らしい返礼品のラインアップが用意されている、とのこと。

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クラファンサイトはこちら。

ただし、夕方のニュースを見てからアクセスしてみたものの、未だにアクセスが集中しているらしく、サイトを見ることができずにいます。

【なぜ】国立科学博物館 資金が危機的 1億円クラウドファンディング | NHK | サイエンス

ただ、Webサイト開設後、次々に5000人以上の支援が集まり、午後5時20分には、早くも目標金額の1億円に達したそうで、関係者も想像を上回る反響だったらしい。

日本国民の意識の高さに、何だか嬉しくなりますね。

準備していた枠が埋まったプランもあるようですが、一部の枠については引き続き、募集期限の11月5日までは募集し続けるそうです。

私も、クラファンサイトをまだ見ることができずにいますが、手頃な支援プランが残っていれば、少額でも支援したいと思います。

また、国立博物館も、早く同様のクラファンを実施した方がいいと思いますね。
持っている資産の重要さを訴えれば、間違いなく、同等以上の支援が集まると思います。

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東京国立博物館 - 展示・催し物 総合文化展一覧 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」

ちなみに、現在、東京国立博物館の方では、2023年9月3日(日)までの日程で、メキシコの古代文明に関する特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」を開催中です。

入場料は、一般 2,200円、大学生 1,400円、高校生 1,000円となっています。

当然ながら、こうした特別展を見に行くことも、博物館の支援に繋がります。

興味がありましたら、どんどん見に行きましょう。

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