豊洲市場の「千客万来施設」がようやく建設合意

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2018年10月に開場する豊洲市場に併設される予定だった観光拠点「千客万来施設」、ようやく建設に向けて動き始めたようです。

豊洲市場千客万来施設事業の事業予定者決定について | 万葉倶楽部グループ【公式サイト】 | 天然温泉 | 日帰り・宿泊施設

「千客万来施設」の誘致は、公募した中から、万葉倶楽部が事業予定者として選定されていたのですが、東京都の小池知事が、突然、築地を観光拠点化すると言い出して、それでは、豊洲に観光拠点を造ってもビジネスが成り立たなくなるとして万葉倶楽部が反発し、とん挫しかかっていました。

豊洲市場：観光拠点「千客万来施設」　都が交渉打ち切りへ - 毎日新聞

動きがあったのは、今年の5月31日で、交渉が進まない状況に業を煮やした東京都が、万葉倶楽部との交渉を打ち切る方針を固め、江東区にも既に方針を伝えて、新たな事業者を公募することを表明したこと。

豊洲市場の観光施設、東京都と万葉倶楽部が合意　小池知事が“謝罪” | TOKYO MX NEWS

なんとその日の夜、一転して、小池知事は事業者の万葉倶楽部と工事を進めることで合意したと明らかにしたのです。

万葉倶楽部の高橋弘会長は「一緒に仕事をするいい形ができた」と安堵の声を上げています、とのことですが、別に東京都が新たな好条件を提示したわけではないので、万葉倶楽部が条件を巡って粘っていたものの、交渉を打ち切るといわれて、あわてて妥協したというところでしょうか。

ただし、施設の建設自体は、東京オリンピックの後になるそうで、オリンピックまでは千客万来施設の建設予定地で一時的にさまざまなイベントなどを開き、にぎわいを創出する計画だそうです。

豊洲市場の「魅力発信フェスタ」に行ってきました(1)：東京おじさんぽ：So-netブログ

2018年3月24～25日に開催され、私も参加した「豊洲市場魅力発信フェスタ」も、実は、メインのイベント会場は、千客万来施設の建設予定地の空地だったので、オリンピックまでは恐らく同様の形で様々なイベントを今後も開催してゆくのでしょう。

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となみに、豊洲市場では、「第2回 豊洲市場魅力発信フェスタ」を、2018年7月15日（日）に開催するそうです。
まだ詳細な発表はありませんが、前回人気だった宝探しゲームに加え、新たに豊洲市場を体感できるイベントコンテンツを実施する予定だそうです。

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