金券ショップが苦境の理由 [クーポン・チケット]
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実は、先日、ふと気づいたことがあり、どうしても書いておきたくなったので、「書き込みを休みます」と書いておきながら、またまた書きます。
何かというと、新型コロナウィルスの影響で、金券ショップも苦境に立たされている、ということについて、気付いたことがあったので、それについてです。
金券ショップが苦境 外出自粛要請で売り上げ大幅減 - 社会 : 日刊スポーツ
こうした記事によれば、金券ショップというと、新幹線などの安売りチケットが一番の売れ筋ということで、そうした交通系のチケットが、外出自粛で売れなくなり、軒並み価格が下落しており、場合によっては、仕入れ原価を切って販売される例も出てきているらしいのです。
でも、いくら薄利多売のビジネスだからと言って、それだけで苦境になるかな?と疑問に思うところもありました。
というのも、金券ショップでよく販売しているJRや私鉄の回数券などは、揃っていれば払い戻しが可能だからです。
なので、仕入れて在庫していたチケットが、売れなければすべて損になるという訳ではないはず。
もちろん、お客が来なくても、お店の賃料などは払わなければいけませんが、それは、他のお店と同じであり、金券ショップだけが特別に苦境ということでもないでしょう。
そんな風にしか思っていなかったのですが、たまたま近所に開いている金券ショップのショーケースを覗いてみたら、ふと気づいたことがあり、これは大変な状況かもしれない、と気づきました。
その金券ショップ、ショーケースの特等地には、新幹線チケットや航空券が並んでいます。
その次の棚には、商品券や、図書カード、QUOカードなどの金券類が並んでいます。
ところが、その次の棚に並んでいるはずの、映画のチケットや、美術館・博物館の企画展のチケットや、遊園地やテーマパークの入場券などが、すべて空っぽの状態だったのです。
こうしたお店に並ぶ映画や企画展、遊園地などのチケットというのは、大抵「招待券」であり、こうした「招待券」は、有効期限がある上に、鉄道のチケットと違って、返品や払い戻しが利きません。
今回、新型コロナウィルスの影響で、映画館も遊園地も、企画展も、突然、軒並み中止となり、大半は、すでに有効期限も切れてしまったでしょう。
すなわち、仕入れた「招待券」を使う機会は完全に失われており、軒並み「紙屑」となってしまったということです(極一部ですが、招待券の期限延長を発表している施設もあるので、招待券をお持ちの方は、公式Webサイトを確認した方がいいと思います)。
これは、お店にしてみれば、交通系のチケットが売れる売れないというレベルとは比べ物にならないほどの大損害でしょう。
この状況は、ネットフリマなどでも同様みたいで、多数出品されていたこうしたチケット類の出品が大幅に減っていることが分かります。
もちろん、少し先に予定されている美術展の招待券なんかを、売っている方はいますが、いくら安くたって、それがゴミ屑になるリスクを考えれば、今の時期、買う人はほとんどいないでしょう。
確かに、これは金券ショップにとっては、予想以上に厳しい事態でしょう。
金券ショップの方々には、お気の毒というしかないですね。
関連記事:
2019年度版「メトロ&ぐるっとパス」を購入したけれど:東京おじさんぽ:So-netブログ
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実は、先日、ふと気づいたことがあり、どうしても書いておきたくなったので、「書き込みを休みます」と書いておきながら、またまた書きます。
何かというと、新型コロナウィルスの影響で、金券ショップも苦境に立たされている、ということについて、気付いたことがあったので、それについてです。
金券ショップが苦境 外出自粛要請で売り上げ大幅減 - 社会 : 日刊スポーツ
こうした記事によれば、金券ショップというと、新幹線などの安売りチケットが一番の売れ筋ということで、そうした交通系のチケットが、外出自粛で売れなくなり、軒並み価格が下落しており、場合によっては、仕入れ原価を切って販売される例も出てきているらしいのです。
でも、いくら薄利多売のビジネスだからと言って、それだけで苦境になるかな?と疑問に思うところもありました。
というのも、金券ショップでよく販売しているJRや私鉄の回数券などは、揃っていれば払い戻しが可能だからです。
なので、仕入れて在庫していたチケットが、売れなければすべて損になるという訳ではないはず。
もちろん、お客が来なくても、お店の賃料などは払わなければいけませんが、それは、他のお店と同じであり、金券ショップだけが特別に苦境ということでもないでしょう。
そんな風にしか思っていなかったのですが、たまたま近所に開いている金券ショップのショーケースを覗いてみたら、ふと気づいたことがあり、これは大変な状況かもしれない、と気づきました。
その金券ショップ、ショーケースの特等地には、新幹線チケットや航空券が並んでいます。
その次の棚には、商品券や、図書カード、QUOカードなどの金券類が並んでいます。
ところが、その次の棚に並んでいるはずの、映画のチケットや、美術館・博物館の企画展のチケットや、遊園地やテーマパークの入場券などが、すべて空っぽの状態だったのです。
こうしたお店に並ぶ映画や企画展、遊園地などのチケットというのは、大抵「招待券」であり、こうした「招待券」は、有効期限がある上に、鉄道のチケットと違って、返品や払い戻しが利きません。
今回、新型コロナウィルスの影響で、映画館も遊園地も、企画展も、突然、軒並み中止となり、大半は、すでに有効期限も切れてしまったでしょう。
すなわち、仕入れた「招待券」を使う機会は完全に失われており、軒並み「紙屑」となってしまったということです(極一部ですが、招待券の期限延長を発表している施設もあるので、招待券をお持ちの方は、公式Webサイトを確認した方がいいと思います)。
これは、お店にしてみれば、交通系のチケットが売れる売れないというレベルとは比べ物にならないほどの大損害でしょう。
この状況は、ネットフリマなどでも同様みたいで、多数出品されていたこうしたチケット類の出品が大幅に減っていることが分かります。
もちろん、少し先に予定されている美術展の招待券なんかを、売っている方はいますが、いくら安くたって、それがゴミ屑になるリスクを考えれば、今の時期、買う人はほとんどいないでしょう。
確かに、これは金券ショップにとっては、予想以上に厳しい事態でしょう。
金券ショップの方々には、お気の毒というしかないですね。
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