「としまえん」跡地はどうなった？

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練馬区の「としまえん」跡地に、ハリーポッターの「スタジオツアー東京」がオープンしたことは、先日ご紹介しましたが、「スタジオツアー東京」は、「としまえん」跡地の一部でしかないことは何となく記憶があり、残りの敷地はどうなったんだろう？と思い、調べてみた。

都市計画練馬城址公園の整備

まず、「としまえん」跡地は、「練馬城址公園」として整備される計画となっており、現在、その一部が完成し公開されている状況のようです。

2023年5月1日時点で、エントランス交流ゾーン、川辺の散策ゾーン、花のふれあいゾーンが開園し、

【練馬城址公園】2023年5月3日（水・祝）開園記念イベント開催！ | NEWSCAST

5月3日には、開園記念イベントも開催されたそうです。

そして、6月15日に、にぎわいアクティビティゾーンには「スタジオツアー東京」がオープンした、というのが最新状況になります。

ただ、「スタジオツアー東京」って恒久施設ではないそうで、30年間の運営期間を終えた後は公園に用途変更されるそうです。

エントランス交流ゾーンには、豊島園駅と「スタジオツアー東京」を繋ぐ「エントランス広場」があり、「としまえん思い出コーナー」や「花壇」、そして、ハリーポッターの世界を思わせる電話ボックスやベンチなどのオブジェが設置されているようです。
さらに、今後、日本庭園も整備される予定となっています。

花のふれあいゾーンには、花の丘、花見広場、アジサイの小径、遊具広場などが配置され、川辺の散策ゾーンで、エントランス交流ゾーンと繋がっています。

「スタジオツアー東京」に遊びに行った際は、併せて、その周りの公園も散策してみるといいかもしれませんね。

今後は、人々を繋げ歴史を伝える文化ゾーンに、練馬城跡の歴史エリア、緑と水の憩いエリアが、2029年度までに整備され、それで一段落となります。

その後、2053年の「スタジオツアー東京」閉園後、取り壊され、にぎわいアクティビティゾーンは、森のアクティビティエリアや、アウトドアレクリエーションエリアが整備される計画となっているようですね。

練馬城 - Wikipedia

ところで、「としまえん」って、元々、練馬城があった場所だったことは、今回のことで初めて知りました。
練馬区には、「練馬区立美術館」はありますが、実は、練馬区の歴史や地理を学ぶ博物館みたいな施設がありません。
今後、練馬城跡の歴史エリアには、そうした歴史を知れる施設も作られるかもしれませんね。

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