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「大和ゆとりの森」と「綾瀬スポーツ公園」を区切るフェンスの理由 [公園・庭園・植物園]

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最近、次のローカルニュースを、YouTubeで知りました。


「大和ゆとりの森」と「綾瀬スポーツ公園」というのは、東西に隣接する公園で、私も、「大和ゆとりの森」で開催されたイベントを見に行ったことがあります。

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二つの公園の間は、基本、南北に長い緑色のフェンスで区切られていて、一部のゲートでしか行き来できないことには気付いていて、不便だし、不思議には思っていました。

まず、このこの二つの公園、「大和ゆとりの森」が大和市にあり、「綾瀬スポーツ公園」は綾瀬市にあることを、このニュースで初めて知りました。

この二つの公園は、元々は、米軍の厚木基地の敷地の南端だった土地が、部分的に日本に返還されたエリアでした。

そこに、公園を作るにあたって、大和市側が綾瀬市に「一緒に作りましょう」と声をかけ、協議する場に、(財政も豊かで格上と思っている)大和市が部長クラスが出たのに、綾瀬市側は係長クラスが対応したことに腹を立て、大和市側は、さっさと「大和ゆとりの森」を開園し、フェンスを作ってしまったらしい。

その後、2015年になって、ようやく綾瀬市も「綾瀬スポーツ公園」を開園しましたが、フェンスは存続したまま、分断された公園になってしまったそうです。

そんな経緯があったんですね。
今から見れば、馬鹿々々しいことですが、昔の日本の官僚ならありがちな話だな、と思います。

それが、ようやく、今の大和市長から、市民の利便性を考え、フェンスを撤去することが表明となったというのが、上の動画のニュースだったのです。

さて、せっかくですので、それぞれの公園について、写真も交えてご紹介しておきます。

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「大和ゆとりの森」は、「綾瀬スポーツ公園」より面積が広く、スポーツから子供の遊び、自然保護から水害防止まで、機能は盛りだくさん。

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水害対策の調整池でもある、修景池ゾーンと呼ぶ、水遊びできる親水エリアが、中央にあります。

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また、仲良しプラザという管理棟には、多目的ルーム、更衣室、シャワー室、ロッカー、売店、休憩スペース、授乳室、トイレなどの設備を備え、

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天気が良ければ富士山も見えるという展望テラスもあります、屋上に設けられています。

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わんぱく広場という、様々な大型遊具があるエリアもあり、

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様々なイベントも開催される広大な芝生グラウンドや、

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有料のバーベキュー場、

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各種スポーツグラウンドや、テニスコートもあります。

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一方、「綾瀬スポーツ公園」の方は、「大和ゆとりの森」に比べて面積は狭いのですが、

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中央に、レストハウスがあり、

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様々なスポーツができる多目的広場が2面、

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硬式野球、軟式野球、ソフトボールの3つの野球場、

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さらには、テニスコートと、スポーツに特化した公園となっています。

これら二つの公園が、フェンスの撤去により、より使い勝手のいい公園になってゆけばいいな、と思います。

そのためには、フェンス撤去に加え、駐車場の共有利用なんかも併せて考えて欲しいところです。

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