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「代々木公園の再整備」というニュースに勘違い [公園・庭園・植物園]

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代々木公園が再整備、25年2月供用開始 - スポーツパークやフードホールを備える都市型公園 - ファッションプレス

最近、こちらの代々木公園の再整備というニュースと、その完成後のイラストを見たのですが、「あれ、代々木公園って、こんなに狭かったっけ?」と、大きな勘違いをしてしまいました。

ただ、このニュース自体の説明が、不親切なことも否めません。

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一般的に言えば、「代々木公園」と言えば、明治神宮の西側に隣接し、週末によく屋外イベントなども行われる巨大な公園のことを思い浮かべるはず。

このニュースの再整備というのは、その「代々木公園」をリニューアルするというニュースではないのです。

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明治公園・代々木公園の拡張整備計画:東京おじさんぽ:So-netブログ

以前、代々木体育館の南側に、道路を挟んで「岸記念体育会館」という建物があり、ここに入居していたスポーツ関係の団体が、「ジャパンスポーツオリンピックスクエア」に移転し、解体されましたが、この跡地が、代々木公園を拡大する形で、公園に生まれ変わる予定であることは、以前ご紹介しました。

今回のニュースは、詳しく調べると、この「岸記念体育会館」跡地の公園整備の話でした。

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代々木公園が再整備へ、ランニングステーションやフードホールを設置

供用開始は2025年2月を予定しており、次の設備が整備されます。

・屋内外でスケートボードを楽しめるアーバンスポーツパーク
・屋内外で飲食可能なフードホール
・多世代健康増進スタジオ
・訪れた人々が自由に楽しめるにぎわい広場

なお、この公園整備は、東京都として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用することによって実現したそうで、東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーで構成された事業者「代々木公園STAGES」が事業者となり進めていくとのこと。

つまりは、受託した事業者は、上記に挙げたアーバンスポーツパーク、フードホール、健康増進スタジオとった有料の施設を運営することで利益を上げながら、公園全体の維持管理をしてゆくという方針なんだと思われます。

なお、代々木公園に限らず、他の都立公園に対しても、同様のスキームを展開してゆくつもりのようです。

飛鳥山公園の魅力向上事業(公募設置管理制度導入)について|東京都北区

既に、明治公園や、飛鳥山公園、日比谷公園などでも、同様のPark-PFIを利用した事業が始まっているようですね。

都の財政支出削減のためには、こういう方向も考えざるを得ないのかもしれませんね。

関連記事:
明治公園・代々木公園の拡張整備計画:東京おじさんぽ:So-netブログ
明治公園の再整備というのも勘違いていたため改めて説明:東京おじさんぽ:So-netブログ






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