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東京国立近代美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」開催中 [博物館・美術館]

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ガウディとサグラダ・ファミリア展

スペイン・バルセロナの建築家アントニ・ガウディは、様々なユニークな建築で、世界中の人々を魅了し続けていますが、その中でも、「未完の聖堂」とも言われた「ラ・サグラダ・ファミリア」は、ガウディの没後も、残された設計資料を基に建築が続けられ、いよいよ完成の時期が見えてきました。

残るマタイとヨハネの塔は2023年11月に、最後の、聖堂中央の最も高い塔となるイエスの塔は2026年までの完成を予定しているというから、本当に間もなくです。

その「ラ・サグラダ・ファミリア」に焦点を絞った「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が、現在、東京国立近代美術館で開催中です。


私が、「ラ・サグラダ・ファミリア」について知ったのは、Alan Persons Projectのアルバム「GAUDI」を聴いたのがきっかけだったと思います。


当時、まったく完成の見込みがない異形の建築物ということで衝撃を受け、VHSのドキュメンタリービデオを、レンタルビデオで借りて見た記憶があります。

まさか、それが、ここにきて、自分が生きているうちに、完成することになるとは思いもしませんでした。

今回の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」では、その「ラ・サグラダ・ファミリア」に焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かす展示となっているそうです。

100点を超える図面、模型、写真、資料に加え、ドローンなどの最新技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫るそうです。

さらには、140年を超える長い建設の過程で、ガウディ没後にプロジェクトを引き継いだ人々の創意工夫にも光を当てた展示も行っているそうです。

開催概要は次の通り。

・開催場所:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
・会期:2023年6月13日(火)~ 9月10日(日)
・休館日:月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
・開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)(入館は閉館30分前まで)
・観覧料:一般 2,200円、大学生 1,200円、高校生 700円

東京国立近代美術館の最寄り駅は、東京メトロ東西線の竹橋駅で、徒歩3分。
観覧料で、常設展示も見ることができます。

また、東京国立近代美術館での開催後は、次の日程で、巡回展も決まっているそうです。

・滋賀会場:2023年9月30日(土)~12月3日(日) 佐川美術館
・愛知会場:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日) 名古屋市美術館

私は、完成後に、一度でいいから「ラ・サグラダ・ファミリア」を見に、スペインに行きたいと思っていますが、まずはその前に、事前学習のためにも「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を、是非とも見に行きたいと思います。

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