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「大阪・関西万博」の現在の状況をチェック　[イベント] [編集]

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公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

2025年に、大阪で国際博覧会が開催されることが決まったが、その後、あまり進み具合についてニュースを聞きません。

ただ、それは、自分が首都圏在住だからかもしれないな。
ネットを検索すると、いろいろなニュースが引っかかるので、それらは関西だともっとたくさん報道されているのでしょう。

まず、万博の愛称ですが、1970年の大阪万博と区別するため、「大阪・関西万博」と呼ぶことになったそうです。

大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン（Designing Future Society for Our Lives）」となったようです。
さらに、サブテーマとして「多様で心身ともに健康な生き方」「持続可能な社会・経済システム」を掲げています。

大阪市：2025国際博覧会の概要と開催地決定スケジュールについて（…>2025年日本国際博覧会の開催>大阪・関西万博誘致における取組み）

具体的なスケジュールももう決まっているようで、開催期間は、2025年5月3日～11月3日の185日間。
入場者は、約2,800万人を想定しているそうです。

「大阪・関西万博」を推進するため、2019年1月に、一般社団法人2025年日本国際博覧会協会が設置され、今は、公益社団に移行しているとのこと。

会長は、日立製作所会長の中西宏明氏。日立は、全然関西拠点のイメージはないが、現在、経団連会長だということで、押し付けられた感じか。てっきり、地元パナソニックの偉い人が音頭を取るのかと思ったよ。
でも、地元企業が音頭を取らなくて、大丈夫なのかね？

人工島・夢洲での会場の建築については、まだ整地段階のようです。
建設費を約1250億円と見込み、国が400億円、大阪府市が400億円、経済界が400億円負担する計画でしたが、その後、2020年1月に松井一郎大阪市長は、物価上昇などにより、会場建設費が約1600億円まで増加する可能性があることを明らかにており、この辺は、結局、東京オリンピックと同じだなぁ。

夢洲へのアクセス道路は、すでに夢咲トンネルと夢舞大橋の2本があり、大阪市営地下鉄の中央線を、コスモスクエア駅から夢洲駅（仮称）へ、2024年度中に延伸することでまかなうそうですが、ちょっと弱い気もします。
関西空港や神戸空港からの海路の活用も検討されているようですが、それでカバーできるでしょうか。

ダウンタウンやコブクロらが「大阪・関西万博」アンバサダーに就任 | MBS 関西のニュース

「大阪・関西万博」のコンセプト固めには、つんく♂が、特別アドバイザーに就任したとのこと。
さらに、「大阪・関西万博」を宣伝広告するアンバサダーとして、ダウンタウン、コブクロが就任したことがニュースになっていましたが、それ以外にも、佐渡裕（指揮者）、宝塚歌劇団、松本幸四郎、山中伸弥といった方々がアンバサダーに就任したそうです。

具体的な参加国や、目玉となるパビリオンなどについては、まだあまり情報がありませんが、次のようなニュースはちらほら出始めているようです。

１０歳若返り、ＳＤＧｓ…大阪・関西万博パビリオン構想始動（1/2ページ） - 産経ニュース

関電が次世代移動サービスの実証実験　大阪・関西万博、スマートシティで実用化目指す - 産経ニュース

パビリオンは、テーマに沿った形で、出展内容が検討されているそうで、開催地の大阪府市は地元パビリオン「大阪健康館（仮称）」を計画中とのこと。

それ以外にも、「１０歳若返り」や「アンチエイジング」「SDGs（持続可能な開発目標）」など、サブテーマにも掲げられた注目のワードに着目したパビリオンが作られるようです。

もちろん、テーマに沿った形で、A.I.やロボット、バイオテクノロジーなどの最先端技術を生かした展示内容も検討されそうです。

検討結果は、2021年3月には、出展内容をまとめた基本構想が発表される予定らしいので、そこで、ようやく「大阪・関西万博」のイメージがはっきりつかめるようになるみたい。

そこまでは、じっくり待つとしましょう。

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