「日本橋一丁目中地区」の再開発計画について [都市開発]
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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
「凧の博物館」の移転の理由である「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が気になったので、調べてみました。
「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋川上を走る首都高の地下化する計画に合わせて、立ち上がった再開発プロジェクトの一つです。
再開発のエリアは、「コレド日本橋」を併設する「日本橋一丁目三井ビルディング」から日本橋川の南沿岸までの広大なエリアとなります。
日本橋川から見た完成イメージは、このようになるようです。
新たに、整備される建物は次の通り。
・A街区：地上4階、地下1階、高さ約_32ｍの既存ビルを改修・増築
・B街区：地上7階、地下2階、高さ約_31ｍの住宅、商業施設を新築
・C街区：地上52階、地下5階、高さ約284ｍの超高層ビルを新築
・D街区：既存の「日本橋一丁目三井ビルディング」を改修
また、C街区とD街区、B街区とC街区の間の道路をまたぐ連絡通路も整備され、既にある「日本橋一丁目三井ビルディング」も、この再開発の一部という位置づけだそうで、全エリアのオープンに向けて、「コレド日本橋」のリニューアルも検討しているそうです。
一番の注目は、C街区の高層ビルでしょう。
地下1階～4階に商業施設、5階～7階にMICE施設、7階～8階にビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11階～20階に低層オフィス、22階に高層スカイロビー、23階～38階に高層オフィス、39階～47階にホテル（197室）、48階～51階に居住施設（約100戸）が入ります。
高層部にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出することが決まっており、3つのレストランやラウンジ＆バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルなどを計画しているという。
低層の商業施設については、どんなお店が入居するかは、まだ明らかになっていませんが、現存の「コレド日本橋」と一体となった巨大な商業空間になるものと思われます。
「コレド室町」を例に素直に考えれば、現存の「コレド日本橋」は「コレド日本橋１」になり、C街区の商業施設は「コレド日本橋２」になるのではないかと想像します。
また、現在、日本橋川北岸に一時移転している洋食レストラン「たいめいけん」と「凧の博物館」も含む、元々、C街区にあったお店や施設は、C街区の高層ビルが完成したら、そこに再移転するのではないかと思われます。
A街区は、1930年に竣工した「日本橋野村ビル旧館」（中央区指定有形文化財）の風格ある外観を保存活用したものになり、1階～2階に店舗、3階～4階に業務施設が入ります。
また、A街区にある船着場の増設及びリニューアルを行い、水上観光の起点として強化します。
新設するB街区の建物は、1階～3階が店舗、4階～7階が住宅になり、川に沿って親水広場が整備されます。
なお、一番最後になる高層ビルの竣工は、2026年3月を予定しており、2026年度中の全面開業を予定しているとのことです。
日本橋エリアの大規模再開発「GREATER 日本橋」で街はどう変わる？【アットホーム タウンライブラリー】
そして、調べていて一番驚いたのは、日本橋川を挟んで、今回ご紹介した「日本橋一丁目東地区」以外にも、「八重洲一丁目北地区」「日本橋室町一丁目地区」「日本橋一丁目1・2番地」「日本橋一丁目東地区」の再開発が並行して進んでいること。
首都高の地下化も併せ、すべてが完成すると、日本橋の街並みが一変するのは間違いありませんね。
楽しみに待ちたいと思います。
また、これらの再開発計画についても、機会があれば、また調べてご紹介したいと思います。
関連記事：
日本橋の「たいめいけん」と「凧の博物館」が室町に移転：東京おじさんぽ：So-netブログ
「日本橋室町一丁目地区」の再開発計画について：東京おじさんぽ：So-netブログ
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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
「凧の博物館」の移転の理由である「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が気になったので、調べてみました。
「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋川上を走る首都高の地下化する計画に合わせて、立ち上がった再開発プロジェクトの一つです。
再開発のエリアは、「コレド日本橋」を併設する「日本橋一丁目三井ビルディング」から日本橋川の南沿岸までの広大なエリアとなります。
日本橋川から見た完成イメージは、このようになるようです。
新たに、整備される建物は次の通り。
・A街区：地上4階、地下1階、高さ約_32ｍの既存ビルを改修・増築
・B街区：地上7階、地下2階、高さ約_31ｍの住宅、商業施設を新築
・C街区：地上52階、地下5階、高さ約284ｍの超高層ビルを新築
・D街区：既存の「日本橋一丁目三井ビルディング」を改修
また、C街区とD街区、B街区とC街区の間の道路をまたぐ連絡通路も整備され、既にある「日本橋一丁目三井ビルディング」も、この再開発の一部という位置づけだそうで、全エリアのオープンに向けて、「コレド日本橋」のリニューアルも検討しているそうです。
一番の注目は、C街区の高層ビルでしょう。
地下1階～4階に商業施設、5階～7階にMICE施設、7階～8階にビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11階～20階に低層オフィス、22階に高層スカイロビー、23階～38階に高層オフィス、39階～47階にホテル（197室）、48階～51階に居住施設（約100戸）が入ります。
高層部にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出することが決まっており、3つのレストランやラウンジ＆バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルなどを計画しているという。
低層の商業施設については、どんなお店が入居するかは、まだ明らかになっていませんが、現存の「コレド日本橋」と一体となった巨大な商業空間になるものと思われます。
「コレド室町」を例に素直に考えれば、現存の「コレド日本橋」は「コレド日本橋１」になり、C街区の商業施設は「コレド日本橋２」になるのではないかと想像します。
また、現在、日本橋川北岸に一時移転している洋食レストラン「たいめいけん」と「凧の博物館」も含む、元々、C街区にあったお店や施設は、C街区の高層ビルが完成したら、そこに再移転するのではないかと思われます。
A街区は、1930年に竣工した「日本橋野村ビル旧館」（中央区指定有形文化財）の風格ある外観を保存活用したものになり、1階～2階に店舗、3階～4階に業務施設が入ります。
また、A街区にある船着場の増設及びリニューアルを行い、水上観光の起点として強化します。
新設するB街区の建物は、1階～3階が店舗、4階～7階が住宅になり、川に沿って親水広場が整備されます。
なお、一番最後になる高層ビルの竣工は、2026年3月を予定しており、2026年度中の全面開業を予定しているとのことです。
日本橋エリアの大規模再開発「GREATER 日本橋」で街はどう変わる？【アットホーム タウンライブラリー】
そして、調べていて一番驚いたのは、日本橋川を挟んで、今回ご紹介した「日本橋一丁目東地区」以外にも、「八重洲一丁目北地区」「日本橋室町一丁目地区」「日本橋一丁目1・2番地」「日本橋一丁目東地区」の再開発が並行して進んでいること。
首都高の地下化も併せ、すべてが完成すると、日本橋の街並みが一変するのは間違いありませんね。
楽しみに待ちたいと思います。
また、これらの再開発計画についても、機会があれば、また調べてご紹介したいと思います。
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