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産総研の一般公開と「研究者カード」 [社会見学]

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「いばらき女将カード」が話題に:東京おじさんぽ:So-netブログ

前回、「いばらき女将カード」についてご紹介したときに読んだニュースに、「研究者カード」というものに言及しているものがありました。

これは何だ?と思い、調べてみました。

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産総研:研究拠点

まず、全国に施設が点在する産業技術総合研究所(産総研)では、一般の人が興味を持ってもらえるよう、年に一度、秋頃に、研究所の一般公開イベントを開催しています。

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私は、一度だけ、お台場の「臨海副都心センター」の一般公開を見に行ったことがありますが、他はまだ行ったことがありません。


#産総研一般公開2023 inつくばセンター

今年も、全国の研究施設で「#産総研一般公開2023」というイベントが開催されましたが、そのうちの一つ、「つくばセンター」にて、「#産総研一般公開2023 inつくばセンター」が、4年ぶりに、2023年11月11日(土)に開催され、1,200人余りが訪れたそうです。


「研究者カード」産総研が作成 最新科学技術をPR 茨城 つくば | NHK | 茨城県

その「#産総研一般公開2023 inつくばセンター」にて、新しい試みとして、産総研の最新の科学技術と研究者について関心をもってもらうために「産総研 研究者カード」を作成し、一般公開で訪れたひとたちに配布したところ、これが話題を呼んだようです。

カードは研究者74人分作られ、名刺と同じくらいの大きさで表にそれぞれの顔写真や名前、裏面には研究成果や内容、好きな作業、それに、気分転換の方法などが書かれています。

特に子供たちに興味を持ってもらおうと、それぞれの研究者のブースで、行われるワークショップや、体験企画に参加した人に、カードを渡したそうです。

イベント参加者にも好評だったので、今後も同様のイベントがあれば、研究者カードを配布したり、さらに種類を増やしたりすることも検討しているそうです。

また、マスメディアでも報じられる機会が多かったこともあり、来年は、「つくばセンター」以外にも、広がるかもしれませんね。

さらに言えば、このアイデア、産総研以外にも、理化学研究所や、新エネルギー・産業技術総合開発機構など、国主導の研究所や、大学の研究施設、企業の研究施設などでも、うまく活用できそう。

味気ない名刺を作るより、こうした研究者カードを作る方が、よっぽど宣伝価値が高そうです。

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