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「神宮外苑再開発」とその反対運動に対する違和感 [都市開発]

「明治公園の再整備」というのも勘違いしていたため改めて説明:東京おじさんぽ:So-netブログ

先日、「明治公園」の拡張整備についてご紹介したが、そのお隣で以前から計画されていた「明治神宮外苑の再開発」について、地元住民で反対運動が起こっているというニュースを見ました。

神宮外苑再開発、なお溝 解体工事開始も…再び住民説明会 - 産経ニュース

ところが、それについてのニュースを読んでいて、一つは、再開発の内容が以前見たのと変わっている点があるのと、肝心のことが書かれていなくて、再開発の何が問題で、誰が責任を負っているのかが分からず、物凄く違和感を感じました。

「Japan Sport Olympic Square」と「秩父宮記念スポーツ博物館」:東京おじさんぽ:So-netブログ

「神宮外苑再開発」については、本ブログでも2019年に取り上げていますが、その時の資料などでは、まず神宮第二球場を解体して、そこに新たな秩父宮ラグビー場を建設し、一方、現秩父宮ラグビー場を解体した跡に、新たな神宮球場を完成させる計画でした。

私は、その計画のままの認識だったので、反対運動をしている方は、何に反対しているのだろう?というのが、まずは分かりませんでした。

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明治神宮外苑の再開発事業、国立競技場の二の舞い防ぐために一旦立ち止まりを | 日経クロステック(xTECH)

今回騒がせているニュースを見ていて、まず、私の認識の誤りが判明。

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「虎ノ門ヒルズ駅」の開業と、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の竣工 [都市開発]

2020年東京の新駅(4) 虎ノ門ヒルズ駅:東京おじさんぽ:So-netブログ

東京メトロ・日比谷線の霞ケ関と神谷町の間に、新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が、仮開業したのは、2020年6月6日(土)のこと。

この時は、東京2020オリンピックの会場間のバス輸送拠点だった「虎ノ門ヒルズ」に、とりあえず駅を作らないといけないということで、上りと下りの連絡道もなく、必要最小限の設備しかない駅でした。


虎ノ門ヒルズ駅、拡張完了で地下2階コンコース・新改札は今日から! 銀座線 虎ノ門駅まで地上に上がらず行けるように 地下1階の改札はすべて廃止 - トラベル Watch

その「虎ノ門ヒルズ駅」が、2023年7月15日にようやく、全面開業しました。

ホームと同じ地下1階にあった改札はすべて廃止となり、ホームから下に、地下2階コンコースと新しい改札口ができました。

また、駅の改札は、2023年7月に竣工し、2023年秋には開業予定の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」と接続し、そこから銀座線 虎ノ門駅までの地下通路にも繋がり、虎ノ門ヒルズの各タワーやバスターミナルがすべて地下通路でつながることになります。

さらに、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」から、国道1号線「桜田通り」を挟んだ「森タワー」のオーバル広場へ、直接歩いて渡ることのできる幅員20mもの大規模歩行者デッキも整備されます。

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「明治公園の再整備」というのも勘違いしていたため改めて説明 [公園・庭園・植物園]

明治公園・代々木公園の拡張整備計画:東京おじさんぽ:So-netブログ

以前、「代々木公園」の拡張整備の計画と併せてご紹介した「明治公園」の再整備計画について、具体的な情報が公開されていました。

「代々木公園」もそうでしたが、「明治公園」についても、完全に渡しが勘違いしていた点があったので、改めて訂正がてら、ご紹介しておきます。

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都立明治公園整備計画 続報:東京都初のPark-PFI活用事業「TOKYO LEGACY PARKs」プロジェクトが始動 |CULTURE|TECTURE MAG(テクチャーマガジン)

まず、誤解していた点を明確にしておきます。

現在、Googleマップで、「明治公園」を検索しますと、「東京体育館」がある敷地にピンが立っています。

もちろん、この敷地も「明治公園」なのですが、東側に隣接する「国立競技場」の周りの敷地も「明治公園」であり、今回発表されている「明治公園」の再整備というのは、そのどちらとも違い、

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「国立競技場」の道路を挟んだ南側にあった国立競技場のバックヤード施設の跡地を公園化するという話です。

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公園内には、天然芝の「希望の広場」や、「インクルーシブ広場」、「みち広場」の3つの広場を整備し、生態系の調査や子ども向けの自然学習環境としての利用も想定する約7,500平米の樹林地「誇りの杜」も配置されます。

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「代々木公園の再整備」というニュースに勘違い [公園・庭園・植物園]

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代々木公園が再整備、25年2月供用開始 - スポーツパークやフードホールを備える都市型公園 - ファッションプレス

最近、こちらの代々木公園の再整備というニュースと、その完成後のイラストを見たのですが、「あれ、代々木公園って、こんなに狭かったっけ?」と、大きな勘違いをしてしまいました。

ただ、このニュース自体の説明が、不親切なことも否めません。

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一般的に言えば、「代々木公園」と言えば、明治神宮の西側に隣接し、週末によく屋外イベントなども行われる巨大な公園のことを思い浮かべるはず。

このニュースの再整備というのは、その「代々木公園」をリニューアルするというニュースではないのです。

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「大和ゆとりの森」と「綾瀬スポーツ公園」を区切るフェンスの理由 [公園・庭園・植物園]

最近、次のローカルニュースを、YouTubeで知りました。


「大和ゆとりの森」と「綾瀬スポーツ公園」というのは、東西に隣接する公園で、私も、「大和ゆとりの森」で開催されたイベントを見に行ったことがあります。

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二つの公園の間は、基本、南北に長い緑色のフェンスで区切られていて、一部のゲートでしか行き来できないことには気付いていて、不便だし、不思議には思っていました。

まず、このこの二つの公園、「大和ゆとりの森」が大和市にあり、「綾瀬スポーツ公園」は綾瀬市にあることを、このニュースで初めて知りました。

この二つの公園は、元々は、米軍の厚木基地の敷地の南端だった土地が、部分的に日本に返還されたエリアでした。

そこに、公園を作るにあたって、大和市側が綾瀬市に「一緒に作りましょう」と声をかけ、協議する場に、(財政も豊かで格上と思っている)大和市が部長クラスが出たのに、綾瀬市側は係長クラスが対応したことに腹を立て、大和市側は、さっさと「大和ゆとりの森」を開園し、フェンスを作ってしまったらしい。

その後、2015年になって、ようやく綾瀬市も「綾瀬スポーツ公園」を開園しましたが、フェンスは存続したまま、分断された公園になってしまったそうです。

そんな経緯があったんですね。
今から見れば、馬鹿々々しいことですが、昔の日本の官僚ならありがちな話だな、と思います。

それが、ようやく、今の大和市長から、市民の利便性を考え、フェンスを撤去することが表明となったというのが、上の動画のニュースだったのです。

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